神
目覚めた自分として、かつてあった自分、今の自分のすべてを、褒め称えることから始めなさい。
そして、過去の自分・夢見た自分よりも、さらに上の自分になろうと選択しなさい。
自分が世界を照らす光である事に、気付きなさい。
「自分は光である」と宣言しなさい。世界を愛で満たしなさい。
あなたは待ち望まれていた救済者である事を、知っておきなさい。
あなたは、宇宙を癒すためにやってきた。
聖なるこの瞬間を、抱き取りなさい。
世界の中に居なさい。
霊性とは、洞窟に隠れ住むことではない。
だが、幻想の中で暮らさないようにしなさい。
この世界は、あなたがこれ以上放っておいたら、あなたが日々の経験だけに
捕らわれていたら、滅んでしまうかもしれない。
周りの世界を見て、どの部分を新たに再創造したいと思うかを、自分の情熱に聞いてごらん。
世界の再創造には、社会の道具を活用しなさい。
宗教・教育・政治・経済・霊性といった道具を使って、『真の自分』を宣言しなさい。
橋をかけて、宗教・文化・人種・国家の溝を埋めなさい。
分裂・対立・競争・戦争を、永遠に終わらせなさい。
地球の滅亡を避けるのに、遅すぎることはない。
いや、「遅すぎるかもしれない」という事すらない。
あなた方の賢者はよく、過去の過ちを思い出すための記念碑を建設し、記念日を定める。
過去を思い出すのは大切だ。
記憶の中に相対的な関係性の場を創れば、現在の中に過ちを創り出す必要はなくなる。
(過去の過ちを忘れなければ、その過ちを繰り返すことがない)
このコミュニケーションはこれで終わるが、私たちの協力や一体化は決して終わらない。
あなた方は、常に神と一体である。
なぜなら、私はあなたであり、あなたは私だから。
これが真実であり、他はすべて幻想だ。
愛になりなさい。
そうすれば、マスターを目指す旅は終わる。
だが、すぐに他の人をマスターに誘う新たな旅が始まるだろう。
私たちが目指すものは、常に愛しかないのだから。
(『神とひとつになること』から抜粋)