神
幻想を検討していけば、幻想がそれぞれ『一つ前の幻想を基に成立している』ことが理解できる。
実は、どの幻想も「第1の幻想の変形」に過ぎないし、ゆがみは後の幻想になるほど、どんどん増幅している。
それぞれの幻想は、一つ前の幻想の欠陥を繕うために生まれた。
最後には欠陥を繕うのにウンザリして、もう理解できないと諦めた。
だから、『無知が存在する』という幻想が最後なのだ。
この幻想により、「仕方がないさ」と肩をすくめていればよくなった。
だが、あなた方は無知が恵みではない場所にまで、進化して到達した。
あなた方は今、真実を見抜こうとしている。
(『神とひとつになること』から抜粋)