神
次は、四つ目のステップだ。神を抱き取りなさい。
ニール
神を、抱き取るのですか?
神
そうだ。神に近づきなさい。
『神を愛すること⑧』で教えた方法を、実践しなさい。
それが実り多い出発点になる。
もちろん、他にも方法は色々とある。
大切な事は、自己に触れて欲しいと思うように、他者に触れることだ。
自己を見て欲しいと思うように、他者を見ることだ。
ニール
「自分がして欲しいと思う事を、人に対してしなさい」という事ですね。
神
その通り。
私を抱き取りたいと思うように、他者を抱き取りなさい。
他者を抱き取っている時、あなたは私を抱き取っているのだから。
世界の何も拒絶せず、誰も拒絶しない事だ。
世界はあなたの中にあり、あなたは世界の創造者なのだから。
ニール
抵抗したくなる人や状況には、どうすればいいのでしょう?
神
抵抗をすると、相手は強くなる。
愛が解決できない状況や問題は、無い。
すべての魂は、愛の存在である。
誰かに愛を与えたら、つまりあなたの魂を与えたら、あなたは相手を本当の自分に連れ戻したことになる。
(『神との友情・上巻』から抜粋)