(『音楽用語事典』リットーミュージック発行から抜粋
2010年6月22日、7月28日にノートにとって勉強した)
🔵サンバ
アフリカ系の音楽から生まれた、ブラジルの民衆音楽の形式。
多くの種類があるが、元々は打楽器を中心にしたカーニバルの行進曲として発達した。
後に歌など多くの種類に分かれた。
リズムは2拍手で、独特のなまりを持つ。
🔵バイヨン
ブラジル北東部のフォーク・ダンスが都会化したもの。
バイア州の奥地から発生した。
1950年代から世界的に流行した。
リズムは4分の2拍子。
🔵ボサ・ノバ(新しい感覚の意)
サンバが、ジャズの影響を受けて都会的に変化したもの。
1950年代の末に生まれ、60年代にスタン・ゲッツなどのジャズメンによって世界に紹介された。
🔵タンゴ
アルゼンチンのブエノスアイレスで発生したダンス音楽。
ハバネラ、ミロンガ、ガンドンなどが母体となっている。
リズムは4分の2拍子で、その中の4つの8分音符を強調するのが特徴。
🔵コンチネンタル・タンゴ
タンゴが20世紀初頭にヨーロッパに渡り、ヨーロッパ風に発達したもの。
タンゴに比べて歌謡的で、サロン音楽的な要素が強い。
🔵ミロンガ
タンゴ以前の2拍子のアルゼンチン音楽。
またはそれから発展したタンゴの一種を指す。
さらにタンゴの中のリズミックな要素を指す場合もある。
🔵サンバ
アルゼンチンの民族舞曲の形式。8分の6拍子。
ブラジルのサンバとは無関係。
(2025年6月18日に作成)