(『音楽用語事典』リットーミュージック発行から抜粋
2010年6月18日にノートにとって勉強した)
🔵スカ(ブルービートとも言う)
1960年前後にジャマイカで生まれた音楽スタイル。
米国のR&Bを模倣するうちに出来たもので、レゲエの原型ともいえる。
🔵レゲエ
1960年代の末期に生まれた。
スカからロック・ステディを経て形成され、後に政治的、宗教的な要素も加わっていった。
ウラ拍の強調をした独特なリズム、ダブの手法、DJのトースティングなどが特徴で、世界の音楽シーンに衝撃を与えた。
「ダブ」とは、レゲエが生み出した一種のリミックス・テクニックである。
録音されたトラックに、ディレイやリバーブなどのエフェクト処理を施して、前衛的な音響効果を生み出す。
「レゲエDJ」とは、ラッパーとも対比される存在で、言葉をリズムに乗せていく(これをトーストまたはトースティングと言う)レゲエ・アーティストのこと。
サウンドシステムにおけるDJが、その原点である。
「サウンド・システム」とは、1960年代に登場した、野外のディスコ兼レコード即売所のこと。
車にPAとレコードを積んで移動し、広場などに即席の会場を作って、レコードの最新盤をDJのおしゃべりを交えつつ紹介する。
レゲエの発展を語る上で欠かせない存在。
🔵ラバーズ・ロック
ポップでロマンティックなレゲエのこと。
女性歌手によるラブソングが主体。
🔵ダンスホール・レゲエ(コンピータライズドとも言う)
1980年代の後半に生まれた、リズムマシーンとシンセベースを取り入れたレゲエのこと。
(2025年6月18日に作成)