(『オーディオ誌ステレオ』から抜粋
2011年3月14日にノートにとり勉強)
B&Wが2001年に発売した大型スピーカーが、シグネチュア800(360万円)とノーチラス800(300万円)である。
これはノーチラス801を小型にして家庭用にしつつ、801よりも高性能化したもの。重量は1本が125kg。
25cmのウーハーを2個搭載している。
なお、シグネチュア800は35周年モデルで、ノーチラス800の外装をタイガーアイの仕上げにした豪華版。
以下に特徴を列記する。
🔵ウーハー
1個が12.6kgの超重量級。
コーンはケブラー・ファイバーを10%混ぜている。
センター・ドームは、カーボン・ファイバークロスを使用。
🔵ミッドレンジのスピーカー
マグネットをフェライトからネオジウムに変更。
軽量化してレスポンスを向上。歪みを減らした。
フェイズプラグをモールドからアルミブロックに変更。
🔵ツイーター
ボイスコイル・ボビンをアルミ合金にした。
50kHzまで再生可能で、スーパー・ツイーターを必要としない。
🔵エンクロージュア
801よりもマトリクス構造を増やし、剛性アップ。
🔵ネットワーク
ベース部分に配置し、アルミダイキャストの内部に設置した。
抵抗はビシェイ社からカドック社に変更。これは試聴の結果である。
(2025年6月24日に作成)