スピーカーの各部分の解説、スピーカー用語(以下は『音楽用語事典』リットーミュージック刊行から抜粋
2010年6月20~21日にノートにとり勉強)
🔵振動板
電気信号によって振動し、音を発生する部分。
様々な材質、構造がある。
材質は強度を持たせるため、特殊な紙(コーン紙)や金属が使われる。
🔵コーン紙
コーン・スピーカーの振動板のこと。
円錐形(cone)をしている事からこの名で呼ばれる。
材料はパルプが一般的。
その他に発泡プラスチックや金属(メタル)もある。
形状は、カーブド・コーン、ストレート・コーン、パラボリック・コーンの3種類に大別できる。
それぞれ指向性が違う。
🔵ボイス・コイル
振動板に直結して巻かれたコイルのこと。
マグネット、ポールピース、ヨークからなる磁力線の中に置かれ、コイルに流れる信号電流によって振動板を動かす。
電気的な振動を機械的な振動に変換する部分。
🔵バッフル
スピーカーを裸のまま鳴らすと、振動板の前から出る音と後ろから出る音が打ち消し合って、音が小さくなる。
これを防ぐため、前後を遮断する壁を作る。
この壁のことである。
通常はスピーカーを取り付ける板材を指す。
バッフルは大きいほど効果があり、スピーカー本来の性能を発揮させられる。
しかし大きくするには限度があるので、箱に入れることでこの効果(バッフル効果)を得ている。
🔵ダイアフラム
スピーカーやマイクの振動板のこと。
特にコーン状でない振動板を、こう呼ぶことが多い。
🔵ダンピング・ファクター
スピーカーの可動部分(ボイス・コイルやコーン)は、音楽信号とは違う勝手な動きがどうしても出てしまう。
それは音の歪みに他ならない。
スピーカーがどのくらい勝手に動くは、アンプがどのくらい動きをコントロールできるかにかかっている。
この「アンプがスピーカーをコントロールする能力」を、ダンピング・ファクターと言う。
DFと略記することもある。
ダンピング・ファクターは、スピーカーのインピーダンスをアンプの出力インピーダンス で割った値で求められ、大きいほどコントロール能力がある。
一般的にトランジスタ・アンプでは30~100、真空管アンプでは10程度である。
これはトランジスタ・アンプのほうが出力インピーダンスが低いからである。
🔵分割振動
コーン・スピーカーの起こす異常振動の1つ。
音が濁った感じになり、好ましくない。
周波数が高くなるに従ってボイスコイルに近い部分の振動が外周部まで伝わりにくくなり、スピーカーの中央部と外周部が違った周波数で振動を始めてしまうこと。
(以上は2025年9月23日に作成)