タイトルギターの木材やアールの違い

(以下はネット記事を見て2010年6月7日にノートにとり勉強した)

🔵フィンガーボードの材質

エボニー、ローズウッド、メイプルの3つが主に使われている。

①エボニーとローズウッド

塗装がされていない。
普通はクロスの乾ぶきでOK。 汚れたらレモンオイルを少量使って磨く。

レモンオイルは乾燥を防ぐが、量が多いとふやけてしまいネックの反る原因になる。

②メイプル

塗装がされている。
クロスでふけばOK。レモンオイルは使っても意味なし。

1本の木で出来ているワンピース・ネックと、ローズウッドなどと同じく指板を貼り合わせた貼りメイプル・ネックがある。

🔵各木材の特徴

①メイプル (白い色である)

硬い木材のため、シャープでクリアーなサウンド。

しっかり塗装されたものや、オイル・フィニッシュで薄く塗装されたものが主流。

フレット交換時には塗装もやり直さなければならず、5千円~1万円ほど割高になる。

②ローズウッド

メイプルに比べて甘くてソフトなイメージ。
アタック感は弱い分、温かみがある。

③エボニー

ローズウッドより少し硬い分シャープで、メイプルとローズウッドの中間的なサウンド。

高級ギターに多く使われている。

🔵アールについて

フィンガーボードのアール(カーブ)は、弾き心地に大きく影響する。

①アールがきつめ(フェンダー・タイプ)

240Rくらいの、目で見て分かる大きなアール。

1弦と2弦の15フレットあたりを1音チョーキングして、音が詰まるあたりが一番低い弦高になる。

構造上あまり弦高は下げられない。

②アールは少し(ギブソン・タイプ)

350Rくらいの緩やかなアール。

ギブソンなど、多くのギターがこのタイプ。弦高も低くできるし、弾きやすい。

③ほとんどフラットでアール無し(クラシックギター・タイプ)

400Rからフラットの、アールの無いタイプ。

弦高を極限まで下げられるので、テクニカルなプレイを好む人はこのタイプが良い。

 (2025年10月27日に作成)


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