タイトルクラシックのピアニストのリスト(ロシア)
主に系譜を記す

(以下は『20世紀のピアニストたち上巻』千蔵八郎著から抜粋
2005年か06年の7月にノートにとり勉強した)

🔵アントン・ルービンシテイン 1829 ~ 1894年 ロシア

作曲家でもある。
1862年にペテルブルク音楽院を創設した。

🔵ニコライ・ルービンシテイン 1835 ~ 1881年 ロシア

アントンの弟。
1866年にモスクワ音楽院を創設した。

🔵ニコライ・ズヴェーレフ 1832 ~ 1893年 ロシア

アレクサンダー・デュビューク(1812~98年)に師事した。

1870年からモスクワ音楽院で教授をつとめる。

自宅でピアノの寄宿生を持っていた。
スクリャービンを教える。

社交界で活躍し、カード・ギャンブルに才能があった。

🔵ピョートル・チャイコフスキー 1840 ~ 1893年 ロシア

著名な作曲家。モスクワ音楽院で作曲を教えた。

ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで40年以上も教えた。

🔵セルゲイ・タネーエフ 1856 ~ 1915年 ロシア

チャイコフスキーに師事にした。

1885年にモスクワ音楽院の院長になる。

🔵アネッティ・エシポフ(アンナ・エシポワ) 1851 ~ 1914年 ロシア

ペテルブルク音楽院で1893年から教えた。

レシェティツキーに師事し、のちの結婚したが離婚した。

🔵ワシーリー・サフォーノフ 1852 ~ 1918年 ロシア

ペテルブルク音楽院で学び、1881年から同音楽院で教える。

1885年にモスクワ音楽院に移籍して教えた。
91年にタネーエフの後を継いで院長に。1905年まで院長をつとめた。

有名な弟子としてスクリャービンがいる。

🔵アナトーリ・リャードフ 1855 ~ 1914年 ロシア

1878年からペテルブルク音楽院で教える。

🔵アレクサンダー・シロティ 1863 ~ 1945年 ロシア

1887年からモスクワ音楽院で教えた。

🔵セルゲイ・ラフマニノフ 1873 ~ 1943年 ロシア

名家(貴族)の出身。歌手のシャリアピンと親友。

作曲家としても有名で、1892年に作曲した嬰ハ短調のプレリュードが代表曲。

ピアニストのアレクサンダー・シロティが従兄弟で、彼に師事した。

シロティは、モスクワに住むズヴェーレフをラフマニノフに紹介した。
シロティはかつてズヴェーレフに師事しており、1885年からラフマニノフはスヴェーレフ宅に寄宿した。

1917年にロシア革命が起きると、貴族階級のラフマニノフはロシアを離れて亡命した。

1918年10月に渡米。ボストン交響楽団の指揮者になった。

🔵コンスタンティン・イグムノフ 1873 ~ 1948年 ロシア

モスクワ音楽院でズヴェーレフやシロティに師事した。
ラフマニノフの同門。

1899年にモスクワ音楽院の教授になり、1948年まで教えた。

弟子には、レフ・オボーリン(1907~74年)、チェルニー・ステファンスカ(1922~2001年)、ベラ・ダヴィドヴィチ(1928~年)がいる。

🔵アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ゴールデンワイザー) 1875 ~ 1961年 ロシア

モスクワ音楽院で1906年から61年まで教えた。

🔵オシプ・ガブリロヴィッチ 1878 ~ 1936年 ロシア

アントン・ルービンシテインとレシェティツキに師事した。
アメリカで活動。

🔵マルク・ハンブルク 1879 ~ 1960年 ロシア

アルトゥール・シュナーベルと同年にレシェティツキに入門した。

主にイギリスで活動した。

(2025年10月30日に作成)


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