Hi-z ボタン、ニーヴくん(以下はネット記事を見て勉強
2022年3月24日にノートにとった)
🔵Hi-z ボタン
エレキギターのピックアップを使った出力(電気信号)は、インピーダンスが250kΩ~500kΩとかなり高い。
だからそのままオーディオインターフェースのライン入力につなぐのでは、マッチングが悪い。
そこでオーディオインターフェースのHi-Z入力(1MΩが多い)の出番となる。
これにすると、「ロー出し、ハイ受け」の形になり、音が良くなる。
ちなみに一般的なギターアンプやエフェクターの入力インピーダンスは、「500kΩ~1MΩ」になっている。
「Hi-Z」は、ハイ・インピーダンスのことで、「ハイゼット」とも呼ばれる。
Zは、インピーダンスの量記号だ。
余談になるが、マイクの出力信号などはロー・インピーダンスなので、よほどケーブルを伸ばさない限りノイズは気にかけることはない。
インピーダンスが高いほど、電圧が高く取れる。しかしノイズを拾いやすくなる。
つまりハイ・インピーダンスは効率的(太いホースのように信号を勢いよく送れる)が、ノイズに弱い。
🔵ニーヴくん (ハイエンド用のトランス)
これをマイク・プリアンプとオーディオインターフェースの間に入れると、音質に良くなるらしい。
ゲインをノイズなしに5dBくらい上げられるという。
シュガーフィールズ原という人のウェブサイトで、Presonus社のTUBE Pre V2というプリアンプの後にニーヴくんを入れて、20万円クラスのプリアンプを通した様なまとまりのある音になると書いている。
気になったのでヤフオクにニーヴくんの中古があるか覗いてみた。
するとクローン商品が売られていた。
オリジナルとクローンの比較動画がユーチューブにあり、視聴したが、オリジナルの方が太い音だし音楽的である。
ニーヴくんを製造・販売している会社のホームページを見ると、ニーヴくんで4~15dBの音量アップになるとのこと。
ニーヴくんはライン用のトランス。
ダイナミック・ニーヴくんはマイク用で、マイクとPAの間に入れる。
ダイナミック・ニーヴくんは、コンデンサーマイクの場合はファンタム電源をはさんで使う。
ニーヴくんは最安のモデルでも2.4万円する。
気になったが、高額なので結局買わなかった。
(2025年11月8日に作成)