DAWの話(以下は『DTM最後の拠り所』というサイトから抜粋
2021年9月16日にノートにとった)
🔵DAW、シーケンサー、音源など
シーケンサーは、「MIDIデータを打ち込み再生する所」で、データを打ち込むと人の代わりに演奏してくれる。
DTMで使用する楽器もろもろの音を、「音源」と呼ぶ。
音源は、楽器や音色を指す。
シーケンサーが命じても、音源ボックスに入っていない音(楽器や音色)は鳴らない。
そして、DAWに元々から入っている音源は、生の音から程遠い。
シーケンサーの入力画面(MIDIデータの打ち込み)では、どの音源にするか、どの音符にするか、どのでいどの音の強弱にするか等を決めて、音作り(打ち込み)をする。
打ち込まれたデータは、「MIDIデータ」と呼ばれ、書き出すことも出来る。
シーケンサーに加えて、「オーディオ」(録音した音など)も扱えるソフトを、DAWと言う。
「オーディオ」は、自分が演奏したものを録音したものや、市販のCDなどの音を指す。
有名なフリーソフト「Domino」は、MIDIのみを扱い、オーディオには対応していない。
無料のDAWである「Studio One Prime」は、MIDIもオーディオも扱える。
なお、音源や、ドラムなどのオーディオ音は、売っていたり、フリー素材もネット上にある。
DAWでは、「ループ素材」も扱える。
ループ素材とは録音されたオーディオをループして使うもので、普通のオーディオだと切り貼りをくり返すと切れ目が不自然になるが、ループ素材はそうならない。
DAWは、音のエフェクトやミキシングも行える。
DAWを使った録音では、気に入らない箇所だけを録音し直せる。
音の細かいズレはPC上で修正できる。
また市販の曲を読み込めるし、その一部分を切り取ったりもできる。
効果音を入れたりもできる。
DAWを使った音楽制作は、必要な機材は、「オーディオインターフェース」、「MIDIキーボード」、「ケーブル(シールド)」、「スピーカー or ヘッドフォン」、「マイク」の5つがあれば良い。
MTRは、「マルチ・トラック・レコーダー」の略。
これは、DTMが普及する前によく使われていた。
MTRのメリットは、パソコンを起動しなくてもよいので、思いついたフレーズをすぐに録音できること。場所を選ばない。
デメリットは、画面が小さく編集しづらいこと。またDAWと違って拡張できない。
簡単なデモ音源を作るなら、MTRの方が楽。アナログ感も出しやすい。
(2025年11月13日に作成)