Pianoverse(IK MULTIMEDIAのピアノ音源)(2026年8月23日に勉強したこと
2026年8月27日に作成)
🔵目次
Pianoverse インストールまでの手順① IK Product Manager
Pianoverse インストールまでの手順② ダウンロード
サウンドの容量が多いので、外付けドライブにインストールしたい場合(質問コーナー)
🔵Pianoverseを使い始めた理由
IK MULTIMEDIAのピアノ音源である「Pianoverse」は以前から知っていたが、2026年8月にその一部を無料で入手できるキャンペーンが来た。
私がメインで使っているピアノ音源「アディクティブ・キーズ」は、その音色とニュアンスに物足りなさがある。
だからこの機会にPianoverseを試すことにした。
🔵Pianoverse インストールまでの手順① IK Product Manager
まずIK MULTIMEDIAのサイトで、アカウントを作成する必要がある。
メールアドレスなどを入力し、問題なくアカウント登録できた。
次に「IK Product Manager」をダウンロードする。
これは、IK MULTIMEDIA製品を管理する専用アプリで、これを介してPianoverseをダウンロードする。
IKのサイトにログインした状態で、「MY PRODUCTS(登録製品)」のページに行くと、でっかく「IK Product Manager」のボタンがあるので、そこをクリックする。
私の場合は「for Windows」を選択し、最新バージョンの1.1.12をダウンロードした。
zip形式でダウンロードされ、68MBのサイズ。
zipフォルダを解凍し、中に入っている「Install IK Procluct Manager (V1.1.12) exe」 をダブルクリックしてインストールを始める。
インストールが終わると、「IK Product Manager」が自動的に開かれて、ユーザーネームとパスワード(アカウント情報)を入力する画面が出る。
入力すると、IK Product Managerの操作が可能となる。
色んな商品がラインナップされていて、「MODO BASS 2」の無料版などもある。
見ていたら、この機会に「MODO BASS 2」の無料版も試したくなった。
PCをチェックしたところ、Windows (c)のProgram Filesの中に「IK Multimedia」というフォルダが新たに作成されていた。
デスクトップ上にも「IK Product Manager」のロゴ(ショートカット)が登場した。
次に今回のキャンペーンで無料入手できる、「Pianoverse Black Pearl B200」のページへ行き、IKのNews letterの登録をした。
News letterを読む登録をすると、無料入手できるという条件だ。
登録すると、「IK Product Managerに表示されるまで最大で48時間お待ち下さい」とのメッセージのメールが届いた。
どのくらい時間がかかるのかと思ったが、数時間後にIK Product Managerをチェックしたら、ダウンロードできるようになっていた。
ダウンロードするPianoverseの「Black Pearl B200」は、Bösendorfer 214VCというピアノをサンプリングしたもの。
なお、Pianoverseは全9種のピアノがラインナップされていて、9つ全てが入ったバンドルが199ドルだ。
せっかくなのでPianoverseの全9種の音を試聴した。
残念ながら、Black Pearl B200の音は私の好みでは下のほうだった。
🔵Pianoverse インストールまでの手順② ダウンロード
Pianoverseのダウンロードは、調べたところ外部のSSDにも出来るらしいが、PC内のSSDのほうに入れるのをメーカーが推奨しているので、PC内のSSDに入れた。
バージョンは「1.0.11 exe」だった。
次にインストール作業に自動的に移るが、全てのファイルが同じフォルダに入るかと思ったら、VST3とか別々の所に分かれて入る形となった。
インストールする際にはVST3とかAAXとかのチェック項目があり、インストールしたいものを自分で指定するのだが、調べたところ私の場合、VST3だけで良いようだ。
Pianoverseの全体のサイズは1GBほど。
ドキュメントの所に「IK MULTIMEDIA」というフォルダが出来て、その中の「IK Product Manager」というフォルダに、全体がダウンロードされる。
それもzip形式でダウンロードされる。
これとは別に、「Program Files」フォルダ内にもインストールされる。
調べたところ、IK MULTIMEDIAの場合は特殊で、何かあった時に再び時間をかけてダウンロードしなくてよいように、Pianoverseの全体がzip形式でも保存されると分かった。
正直、このzip形式のものは要らないと思うし、削除していい。
次に、Pianoverse用のSOUNDという大きなサイズのファイルをダウンロードすることになる。
これについては、メーカー側も外付けSSDへのダウンロードでもOKとしている。
私は、外付けの1TBのSSDに「IK MULTIMEDIA」というフォルダを作り、そこにダウンロードすることにした。
インストール・ボタンを押すと、ダウンロード先を指定する画面になるので、外付けSSDの任意のフォルダを指定する。
データ量は全部で22.8GBもあり、14のファイルに分けてダウンロードされた。
ファイルを分けるのは、ダウンロードの途中でトラブルがあっても、一からダウンロードしなくてよいためらしい。
しばらく前から外付けSSDの接点がおかしく、USB3.0のポートに接続しても認識されない。
だからUSB2.0のポートに接続してダウンロードしたが、やはり時間がかかった。
ダウンロード中は、送られるデータの数値が常に表示されるが、見ていると3.0に比べて4倍くらいの時間がかかっている感じだ。
3.0と2.0は10倍の能力差があるらしいが、実際はそこまでの差はない。
見ていたが、1秒に4MBくらいの転送速度だ。
ダウンロードが終わるまで1時間半くらいかかった。
ダウンロード作業が終わってから、データ量を確認したら、46.3GBもある。
このダウンロードについても、ダウンロード先として指定していないPC内のドキュメントの所の「IK MULTIMEDIA」というフォルダにも、zipファイルで同時にダウンロードされてしまう。
このZipファイルは24.2GBあり、必要ないと思うので削除した。
予想通り、削除しても問題なくPianoverseを使用できる。
🔵サウンドの容量が多いので、外付けドライブにインストールしたい場合(IK MULTIMEDIAのサイトから)
インストール先を変更するには、下記の手順を行う。
①IK Product Managerで、「Sounds」タブのページを開く。
②インストールしたい音源の右側にある「More options」をクリックし、「Install to…」を選択する。
③希望するインストール先のフォルダーを選択する。
◎村本尚立のコメント
この「More options」というボタンは、私が操作した2026年8月時点では無くなっていた。
「Sounds」の所にあるPianoverseのインストール・ボタンを押すと、どのフォルダにインストールするか聞かれるので、自分の入れたい所を選べばいい。
🔵インターネット接続がなくてもIK Product Managerを使えますか?(IK MULTIMEDIAのサイトから)
IIK Product Managerにて製品のオーソライズや、インストール、アップデートを行うため、インターネット接続が必要。
🔵サウンドを外部ドライブにインストールしたが、PCの内蔵ドライブの空き容量が大幅に減っている。なぜでしょうか?(IK MULTIMEDIAのサイトから)
IK Product Managerにてインストールを実行すると、各インストーラー(zip形式のフォルダ)がIK Product Manager設定画面(右上の歯車アイコン)の「Downloads Folder」にて指定された、「IK Product Manager」フォルダにダウンロードされる。
このフォルダはPCの内蔵ドライブに指定されているので、空き容量が減る。
これは削除してもいい。
再ダウンロードにかかる時間を節約したい場合などは、保存しておくことを推奨する。
🔵サウンドのデータ量が膨大になる理由(bell_rinnさんのNote記事、2025年11月17日から抜粋)
Pianoverse Maxを購入すると、全9台のピアノ音源をインストールできるが、ストレージの空き容量が1TBくらい必要となる。
1台あたりが20〜30GBと表記されているが、これはサンプリングデータだけの容量であり、実際にはその2倍以上のストレージが必要。
この理由は、ダウンロード・ファイルを自動で削除しないため。
KORGなどは、ダウンロードとインストールが終了すると、ダウンロードしたファイルを削除しても良いかの確認があり、通常はストレージを減らさないため削除する。
ところがPianoverseは、ダウンロードデータはそのまま残る。
つまり30GBのデータであれば、実際は60GBとプラスして設定データや作業中のテンポラリーファイルなどの合計70GBくらいは減る。
そのことをIK Product managerは全く通知しない。
ダウンロードデータを残す理由は、おそらくIKの借りているサーバーもしくは経路にあるプロキシサーバーの帯域幅の能力が、大容量のファイルのダウンロードには向いていないため。
ダウンロードのトラブルが多く派生する可能性から、細かくファイルを分割して、途中でエラーがあっても続きから再開しやすくしている。
🔵ダウンロードが途中で止まった時の解決法
ダウンロードの途中で止まり動かなくなるケースがある。
完全にリンクが切れた場合はエラーが表示されるが、そうでなくても道路に例えれば渋滞で止まったまま動けなくなるケースがある。
この場合は、installボタンの下にあるpauseボタンでいったんポーズをかけて、20秒から30秒待って再開する。
これを2回やっても再開しない場合、IK product managerを一旦終了し、再度起動する。
すると先ほどのピアノはインストールが完了したように見えるが、当然完了してないためこのピアノは使えない。
そこでReinstall を押すと、まずはダウンロードされたファイルがチェックされ、ダウンロードしていない分から再開する。
私のケースでは、1台のピアノで3回止まったケースがあったが、大抵は1回のストップだけだった。
(村本のコメント。
私が1台分のサウンド・データをダウンロードした時は、一度も止まることはなかった。)
🔵Pianoverseを使った感想 音質が良い
インストールが完了したあと、さっそくPianoverseを使ってみた。
これまで使ってきたアディクティブ・キーズや、無料入手した別のピアノ音源よりも、かなり音が良い。
音のたたずまいが自然で、無理のない聴き飽きない音。
感情の表現力が高い。
今までIK MULTIMEDIAに対しては、手広く音源を扱い、値段も安いので、「安いが音はいまいち」と漠然と思っていた。
しかし初めて同社の製品に触れてみて、むしろ力のある良心的なメーカーらしいと感じた。
他の無料製品も試して、同社の力量を見極めようと思う。