タイトルAddictive Keysの操作法

(noteのいからげさんの記事から抜粋)

◎基本画面の右上にある「EXPLORE」について

Toneなど4つのツマミがあるが、ここをいじると、右隣りにある「EDIT」(詳細なコントロールのほう)のパラメータが変わる。

①Tone
ここをいじると、「EDIT」のマスターのイコライザー(EQ)が変化する。
左にガン振りすると高音が削られ籠もった感じの音に。
右にガン振りすると高音マシマシのチェンバロみたいな音になる。

②Soft/Hard
「EDIT」にある「Vel>sample」の値が変化する。

左に振ると、優しめの音になる。
右に振ると、カンカンした音になる。

③Timbre:
「EDIT」にある「Sample Shift」の値が変化する 。

左に振ると、くぐもった音になる。
右に振ると、チェンバロっぽくなる。

④FX
「EDIT」にある「FX2」のかかり具合が変化する。

ディレイやリバーブのかかり具合が変わる。

◎基本画面の右上にある「EDIT」について

まずEDIT画面の左上にあるPEDALS枠から。

①一番左のSoftness
ソフトペダルを踏んだときのソフトさを調整する。
真ん中が50%で、右にガン振りするとどんなに強く打鍵しても音がめちゃくちゃ小さくなる。逆に左にガン振りするとソフトペダルを踏んでも何も変わらなくなる。

②真ん中のPedal Noise
ペダル・ノイズの音量を調整する。
-∞から+10dbまで回せる。0のときが、実際にサンプリングされたときの音量と捉えていいだろう。

③右のSUSTAIN

「Body」は、サスティン・ペダルを踏んでいる間の楽器の共鳴量を調整する。右に振るほどサスティンの音色が豊かになる。
0では、Sustain Bodyが自然なレベルで鳴る。

「Noise」は、サスティン・ペダルを踏んでいる間の、全弦の共鳴量を調整する。
サスティン・ペダルを踏んでいる間、自然なノイズを加える。
0では、Sustain Noiseは自然なレベルで鳴る。
このSustain Noiseはノブを回しても変化がわかりにくいらしい。

次はEDIT画面の右上にあるPITCHなどの枠。

①PITCH

「OCTAVE」
いじると、実際に押した音とオクターブ分音がずれる。

「TUNE FX」

Dissonanceは、もとの音から敢えてずらす。
ツマミが左に振り切ってあればマトモなチューニング(調律)だが、右に振り切るとめちゃくちゃな調律の音になる。

Sample Shiftは、左に振ると、ややくぐもった音になる。
右に振ると、チェンバロっぽくなる。

「VIBRATO」

Rateは、どれくらいの早さでビブラートをかけるか調整する。
左に振るほど、ゆったりしたビブラートになる。

Depthは、ビブラートのかかり具合を調整する
ツマミを回すほどビブラートがかかる。
なおRateを0にしても、Depthが0になっていないと、ビブラートがかかる。

「PITCH ENVELOPE」

打鍵した音と違う音が鳴るもので、カットして良さそうである。

②FILTER

LPは、ローパスフィルタのことで、高音を削る。
HPは、ハイパスフィルタで、低音を削る。
BPは、バンドパスフィルタで、特定の帯域以外を削る。
右にある12,24の数字は、12Odb/Oct ,24db/Octの略で、1オクターブ毎の減衰の程度を表す。

Cutoffは、LP,HP,BPでのフィルターが効き始める周波数のこと。
16Hz - 16744Hzまで設定可能。ノブが真ん中になっていれば523Hz。

Reso(レゾナンス)は、Cutoff周波数の周辺をどのくらい持ち上げるかを調整する。

Kbdは、カットオフがMIDIノートの値に応じて増減する
高音=高カットオフ、低音=低カットオフとなる。
このコントロールを負の値に設定すると、逆の効果が得られる。

FILTER ENVELOPEは、フィルターのかかり具合を時間軸で調整する

Velのスライダーを大きくすると、入力されるMIDIノートのベロシティがフィルターエンベロープの影響を大きく受ける。
minではどんなベロシティだろうと同じフィルターエンベロープのかかり具合だが、maxにすると強く打鍵したときほど強くフィルターエンベロープがかかる。

③VOLUME

「Vel>Vol」は、ベロシティが音量に与える影響を調整する。
左に回しきると、どのベロシティでも同じような音量で鳴る。(ただし、そのベロシティによって音色は異なる)
ダイナミクスをよりつけたければ、右に回すとよい。

「Kbd」を大きくすると、MIDIノートの値に応じてボリュームが大きくなる(高音=より大きな音、低音=より小さな音)。
このコントロールを小さくすると、逆の効果が得られる。
ちょっとだけ右に回すといい感じに華やかな音になる。

「Vel>Attack」は、ベロシティの大小がアタックの速さに影響する。
スライダーを最小にすれば、アタックの速さはベロシティの影響を受けない。(デフォルト設定)
最大にすると、ベロシティが小さいほどアタックが遅くなる。

「Release Samples」は、Releaseをサンプリングされたままの物を使うか、あるいは自分で設定するかを選べる。

(2024年9月6日に作成)


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