(※いくつかのウェブサイトから学ぶ)
🔵レスポールのボリューム交換
ボリュームとトーン用のポットは、CTS製が人気がある。
ボリュームとトーンで同じものを使えるらしい。
ポットには、AカーブとBカーブの2種類ある。
Aカーブだと、ボリュームを絞ると徐々に音が小さくなる。
Bカーブだと、ボリュームを絞ると10~6まではあまり変化がなく、5以下になると急に小さくなる。
レスポールはピックアップがハムバッキングなので、500kΩのものを使う。
ちなみにシングルコイルだと、250kΩにする。
レスポールはボディが厚いので、「ロング・シャフト」のポットを買うこと。
ポット先端は、ギザギザが細かい「インチサイズ」と、ギザギザが粗い(大きい)「ミリサイズ」がある。
アジア製のギターはミリサイズが多い。
私のレスポールは、調べたところ、インチサイズだった。
接続にはコンデンサも使われているが、コンデンサを変えると音が変わる。
私のレスポールのコンデンサは、小さくて薄い丸型のもの。色はだいだい色。
(以下は『萩原悠.com』から2021年10月20日に学ぶ)
🔵レスポールの調整つまみ
つまみは4つあるが、その役割を下側の2つから書く。(弦から遠い方の2つのこと)
ネック寄りがボリュームで、もう1つがトーンである。
トーンは昔の明るさを調節する。
これはリア・ピックアップ(ブリッジに近い方のピックアップ)用のつまみだ。
次に上側の2つだが、これはフロント・ピックアップ(指板に近い方のピックアップ)用で、同じくネック寄りがボリュームで、ネックから離れているのがトーン調整用。
トーンのつまみは、全開にしていると一番明るくて、絞っていくと暗くなる。
絞ると音量はそのままに、高い周波数の成分を徐々に落としていく。
トーンを下げると、音がこもってきて、キンキンした部分やトゲトゲした部分が無くなる。
ちなみに、これを足元で調節できるエフェクターがワウだ。
トーン全開が通常の音で、高音がうるさい時はトーンを下げる。
トーンで高音を取ると、独特の丸さが出る。
そこがエフェクターで高音を取るのと違う。
ピックアップのセレクターは、上に上げてる時はフロント・ピックアップを使っていて、甘くて丸い音がする。
下にするとリア・ピックアップを使っていて、明るくてスピード感が出る。
真ん中は両方のピックアップを使う状態となる。
🔵レスポールのピックアップの高さ調整(2021年10月28日に勉強した)
私のレスポールは、フロントのピックアップが低い位置に埋まっているので、ネットで調べたところ、ネジを回して動かせると知った。
とりあえず弦と1cmくらいまで上げた所、スタジオワンにて録音したら、今までの2.5倍の良い音が出た。音がクリーンだし、ねばりを表現できる。
ピックアップは磁石が付いているので、弦に近づけすぎると弦がピックアップに吸い寄せられて、正常なトーンで出力できなくなる。
特に高出力のシングルコイルは磁力が強い。
シングルコイルの場合、最終フレットを押さえた時に、弦とリア・ピックアップのポールピースが1弦側で1.6mm~2.8mmくらい、6弦側で2~3.2mmくらいが基準となる。
ハムバッカーは底面に磁石が付いているため、より弦の近くにセッティングできる。
レスポールなどのハムバッカーの場合は、最終フレットを押さえた時にリアの1弦側で1.4~2.4mm、6弦側で1.6~2.6mmが基準だ。
ちなみに10円玉の厚みが1.5mm、500円玉が1.8mmである。
補足すると、アクティブタイプのピックアップは磁力が弱いので、さらに弦に近づけられる。
ピックアップと弦を近づけすぎると、サステインが短くなったり、音程が正確に出なかったり、音がゆらいだりする。
この場合、弦が磁力の影響を受けている。
フロント・ピックアップは、弦振動の中点に近いので、弦の振動が大きい所で音を拾っている。
だから、リア・ピックアップと音を合わせた時は、リアよりも低い音量になるはずである。
ハーフトーンを使用する場合は、そのサウンドも確認すること。
🔵レスポールのオクターブ調整
ブリッジに付いているネジを回して調整する。
時計回りに回すと、12フレットの音が高くなる。
反時計回りだと、12フレットの音が低くなる。
🔵レスポールのポット (ヴォリームの1個からガリが出たので2024年2月23日にネットで調べた)
ガリを取るには、すき間から「ケイグのF100L-L25C」というのを注入すると良い。
(すき間は横にある)
ただしこの商品は、4980円もする。
交換する場合は、1個780円でサウンドハウスで売っているので、それを自分で交換すると良い。
ポット(ヴォリュームなどの抵抗器)は、いくつか種類がある。
なおトーンとボリュームのポットは、抵抗のカーブに違いがあるだけ。
抵抗値は、数値が大きくなるほど、低音域がカットされる。
ギター用のポットは、主にAカーブとBカーブのものがある。
一般的に、ボリュームはAカーブ、トーンはBカーブを使う。
Aカーブは、ノブを回した時に、前半はあまり変化せず、後半に一気に変化する。(カーブが曲線)
Bカーブは、ノブを回した時に、ずっと同じ調子で変化していく。(カーブが直線的で右45度)
なおポットは、使っているピックアップに合わせたものを装着する必要がある。
ストラトなどのシングル・ピックアップは、「250kΩ」
ハムバッカーは、「500kΩ」
P-90のピックアップは、「300kΩ」
テレキャスターは、「1MΩ」
アクティブ・ピックアップ(電池を使うタイプ)は、「25kΩ」
レスポールはハムバッカーなので、「500kΩ」のものを装着する。
ギターのパーツの規格は、「ミリ」と「インチ」の2つがある。
ポットを買うにあたり、自分のギターの規格がミリなのかインチかを事前に確認すること。
基本的に海外製はインチで、日本製はミリ。
ヨーロッパ製は、ミリがけっこうある。
調べるには、「自分のギター名 ミリ インチ」でググると良い。
ちなみに、ミリ規格を「国産ポット」、インチ規格を「CTSポット」と呼ぶらしい。
ミリの方が、頭(ノブを付ける所)のギザギザが広い。
私の持つレスポールのポットを確認したが、インチのCTSのギザギザだ。
ギザギザが細かくて、狭く多い。
テレキャスターだと、コントロールパネル内の厚みから18mmポット一択だが、出来るだけ24mmポットが良い。なぜなら音が良い。
18mmだと音が細くて、高域が強調される。24mmだと自然な音。
製造メーカーについては、ポットはCTS、セレクターはCRLかOAK、ジャックはスイッチクラフトが良いという。
ポット購入者たちの評価レビューを見たところ、CTS製のポットが音が良いと高評価だった。
調べたところCTS社はポットの最大手で、販売メーカーがCTSでない場合は依頼発注してCTSに作らせていると分かった。
つまり他社のポットは、CTS製をアレンジしたものにすぎない。
CTSの出しているものが、やはり値段も安いし一番評価されている。
YouTubeにて、CTS製のポットにクライオ処理などをした改良ポットの聴き比べを見た。
オリジナルのCTS製ポットと比べると、かなり音に違いがある。
音に迫力や華やかさが出ていた。
値段は手を加えた分高くなっていて、1個で数千円する。懐に余裕があれば試すのも面白いと思った。
(2024年9月9日、11月20日に作成)