(『雑誌ステレオサウンド』から抜粋
2002年2月7日にノートにとる)
1927年に「ランシング・マニュファクチュアリング社」設立も、41年にアルテック社に吸収された。
その後に独立して、JBL社を1946年に設立した。
1954年に、「D30085 ハーツフィールド」を発売した。2ウェイのスピーカーである。
これは、537-509ホーンレンズを使うスピーカーとして、バート・ロカンシーが設計した。
30番のエンクロージュアに、085ユニットシステム(150-4Cのウーハー、375トゥイーター+537-509ホーンレンズで、N400かN500Hのネットワーク)である。
64年に高域用の075リングラジエーターを追加して3ウェイに改良された。
64年まで製造された。
1954年頃に、「375ユニット」を発売。
これは劇場用のバージョンとしてT530Aもある。
1956年頃に、「537-500ホーンレンズ」を発売。
これは劇場用のバージョンとしてT550Aもある。
1957年に「パラゴン D44000」を発売した。
当初のウーハーは150-4C(38cmのウーハー)で、のちにLE15Aに変わった。
ミッドは375+HP5083Pで、トゥイーターは075の、3ウェイ・システムである。
この3ウェイを1台に2組搭載している。オール・ホーンのシステムである。
375が376になるなどしながら1980年代まで生産された。
1957年に「ハークネス」を発売。
ユニットシステムは001で、130Aのウーハー、175DLHのトゥイーター、N1200のネットワークである。
1960年に「オリンパス C50S8R」を発売。
C50のエンクロージュア、S8Rシステム(LE15Aの38cmウーハー、375+HL93のミッド、075のトゥイーター)である。
65年頃に、パッシブ・ラジエーター(ドロンコーン) のPR15が加わった。
1962年に「LE8T フルレンジ・ユニット」を発売。
途中でアルニコからフェライトに磁石が変わり、LE8THとなった。
1971年に「4320」を発売。
2ウェイのシステムで、2215Bの38cmウーハーと、2420/2307/2308のトゥイーター。
1976年に「4343」を発売。
2231Aの38cmウーハーと、2121のミッドバス、2420+2307/2308ホーンのミッドハイ、2405トゥイーターである。
全てアルニコ。
80年にウーハーとミッドバスがフェライトになり、4343Bになった。
1989年に「プロジェクトK2 S9500」を発売。
1400Ndの34cmのウーハー2個、ドライバーは475Ndでバイラジアル・ホーンである。
(2024年11月10日に作成)