(以下は「TRIVISION STUDIO」というサイトからの抜粋)
ノイズゲートは、ヘヴィメタルなどの激しい歪みを用いる音楽で、ノイズを取るのに便利なツールである。
このエフェクターは、主に激しいノイズ歪みをカットする。
ギター用のノイズゲートは、設定されたスレッショルド値を下回ると、ノイズゲートが信号をカットする。
一定レベル以下の信号をまとめて遮断する。音がクリアーになるわけではない。
ノイズゲートのデメリットは、サステインが犠牲になる可能性があることだ。
これを回避するには、スレッショルド値を調整して、ノイズゲートがギターの音に反応しない(ギターの音を消さない)レベルにする。
ノイズゲートは、ギターアンプから音を出してない時に鳴る「シュー」というノイズを消したい場合に有効。
ハイゲインを使用するヘヴィメタルなどはノイズゲートの導入を検討すべき。
また、ノイズの多いシングルコイルのピックアップを使っている場合も、音を出ない間のノイズが消えてくれる。
ノイズゲートのつまみは主に3つある。
①Threshold(スレッショルド)
低く設定すると、低いノイズ・レベルでも反応する。
ギターのサステインに影響しないレベルに設定する。
②Decay (ディケイ、腐る、衰退するの意味)
スレッショルドを下回った音にゲートが反応する速度を調整する。
低く設定すると、瞬時にゲートが閉じる。
高く設定すると、よりナチュラルな感じになる。
低くしすぎると、音が途切れ途切れになり不自然になることがある。
③Damp(ダンプ)
ゲートが動作した時、何dBの減衰をさせるか決める。
最大にしていると、瞬時に完全にクローズする。
最小にするとゲートの閉じが緩やかになり、より自然になる。
(以下は「ツキシマブログ」の「ゲートの使い方」からの抜粋)
(※スタジオワンに付属するノイズゲートの解説である)
ゲートとは「門」のことで、ノイズゲートは不要な小さい音をカットする。
コンプは大きい音を圧縮するエフェクターで、ゲートは小さい音をより小さくするエフェクター。
「スレッショルド」のツマミを動かすと、垂直の線が(左右に)移動する。
線よりも左側が音をカットする部分となる。
「リダクション・レンジ」は、ツマミを左に振る(マイナスにする)ほど音を強く圧縮する。
ノイズゲートとして使う場合は、マイナス方向の最大値にする。
「アタック」は、どの位早くゲートが開くか。この数値を遅くするとゲートの開きが遅くなり、音の立ち上がりが削られる。
ツマミを最大に(「500ms」に)すると、音の立ち上がりは削られる。
「Look Ahead」は、このボタンをオンにすると、プラグインが音を先読みする。
アタックを最速にしても、ゲートは0.05msほど門が開くのが遅れる。そして音の立ち上がりが削れる。それを防ぐためのボタン。
基本的にオンでよい。
「Hold」は、音量がスレッショルドの線より下回った場合に、音が出続ける時間を調整する。
音が不自然に途切れる場合は、ここをいじる。
「リリース」は、音量がスレッショルドを下回った場合に、ゲートを閉じるまでの時間。
数字を大きくすると、音が消えるのが遅くなる。
圧縮が完了するまでの時間。
「サイドチェイン」は、これを設定すると別の楽器の音などをトリガーにしてゲートを発動できる。
スタジオワンのゲートを使い、数値を色々といじってみた。
スレッショルドは-46、リダクションレンジは-50。
アタック、リリースは最小。 Holdは20。
これが試した中では良かった。
ナレーションでは、上手くゲートを使うと、息を吸う音やリップノイズが消せるという。
ナレーションと同じ設定でアコギに使うと、音の余韻が切られてしまう。
スレッショルドの値を低くし、リリースを長くしたら解決した。
(以下はノイズゲートについてネットで調べた情報
2024年5月8日に調べた)
Wavesというメーカーの「Clarity Vx」は、すごく良いらしいが、ボーカルに特化しており、ギターだと音を消してしまうらしい。
このプラグインは、YouTuberのヤマゾー氏が勧めていたという。
なおノイズゲートは、評価の高いものは3万円とか高額である。
Wavesの「NS1」というノイズ・サプレッサーは、2018年4月にリリース。
フェーダー1本だけのシンプルな操作。現在は72%OFFで6600円。
Wavesの「Clarity Vx」は、2022年3月にリリース。
68%OFFで8250円。
これもツマミ1つのシンプルさ。上述のとおりボーカルにだけ効くようだ。
「Clarity VX PRO」は、同じ時にリリースされたもので、67%OFFで4万1140円。これもボーカル専用。
通常の「Clarity Vx」も同梱されている。
Wavesは、「Z-Noise」も出している。2018年4月にリリース。
68%OFFで4950円。
これは音を読み込んでからノイズを消すタイプ。
読み込むのは、声やギターの入ってない無音の部分。
「x-noise」というものもあるが、こっちはZよりも古い。Zの方が高性能。
Z-noise、X-noise、NS1の3つの音を比較するサイトがあり、音を聞いたが、Zが1番いい。NS1はダメ。
Z-Noiseだが、なんと2006年には売られている。
そして2008年の時点では10万円もする。
バージョンアップされ続けているのか?
(2024年5月8日に勉強しノートにとる
2025年2月27~28日にこのページを作成)