音名と階名、変化記号、臨時記号

(『楽譜を読む本』5人の共著から抜粋)

〇音名と階名

音の名前(音の呼び方)は2つあり、「音名」と「階名」がある。

音名は、1つ1つの音の高さに付けられる名称である。

階名は、ある音が音階(スケール)の中でどの位置なのかを示す名称である。

日本では、音名は「イロハニホヘト」を用い、階名には「ドレミファソラシド」を用いる。

「ド」は、長調の主音の名であり、ニ長調の主音は「レ」だと思っている人もいるが、厳密には「ド」である。

ただしドレミファは音名としても使われる事が多く、混乱しやすい。

音楽理論におけるドレミファは、階名であって、調が変わればドレミファも移動する。

ハニホヘトイロハ(ピアノの白鍵の音)は、「幹音」と呼ぶ。

これには変化記号を付けることができ、「嬰記号(シャープ)」を付けると半音高くなり、「変記号(フラット)」を付けると半音低くなる。

このように変化させた音は、「派生音」と呼ぶ。

「本位記号(ナチュラル)」は、変化記号の効力を消して幹音に戻す記号である。

調号以外の変化記号(ナチュラルを含む)は、一時的に音の高さを変化させるものだから、「臨時記号」と呼ばれる。

臨時記号は、同一小節内は効力が保たれるが、次の小節では効力が無くなる。

また臨時記号は、調号と異なり、記号が付けられている高さしか効果がない。(オクターブ上や下の音には効かない)
オクターブ違いは、個別に付ける必要がある。

(2023年1月21日に作成)


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