先日にYouTubeに新たな音楽を発表しました。
そのことは4月9日の日記に書きました。
発表した直後は、今まで一番良い音質でアップロードできたので満足してました。
でも何回か聴くうちに、「演奏の美味しい部分がかなり失われている。これだとせっかく時間をかけて作ったのに、残念すぎる。」と痛感しました。
前からYouTubeにアップする際の音の劣化が気になっており、いくつか手を打ったけどまだ解決しません。
それで新たな解決策を模索したのですが、どうやら動画ファイルとして書き出す際の、ビットレートが音質を左右するようです。
私が今まで使ってきた、ウインドウズ10に付属のビデオ・エディターという動画編集ソフトは、画質は3段階から選択できますが、音質のビットレートは選べません。
別の動画編集ソフトだとビットレートを選択できるのか調べたところ、「Shotcut」という無料のソフトではいくつも選択肢があり、『CDに近い高音質で書き出すのも可能らしい』と分かりました。
最高の音質で書き出すとファイルが重くなるし、そこまで音にこだわる人は少ないらしいのですが、やってみる価値はあると判断しました。
というわけで、「Shotcut」を使うことに決めました。
今までは、使い始めた音楽制作ソフトのスタジオ・ワン5に慣れる事や、自宅でギター録音すること、YouTubeにアップロードしてそのサムネイルを作る事で、精一杯でした。
やることが沢山で、それ以上に手を伸ばすのは無理でした。
だから「使えば良い音質にできるかも」と感じつつ、専用の動画編集ソフトに手を出すのを躊躇してました。
それが、ようやく少し余裕が出てきて、「Shotcut」の採用に至りました。
YouTubeに音楽を発表すると決めてから、新しいスキルを勉強する日々です。
「Shotcut」は無料ですが、音楽制作ソフトやら録音機材やらで、すでに10万円くらい投じてます。
パソコンを使って1人で音楽制作するのを、DTM(デスク・トップ・ミュージック)と呼び、「誰でもDTMができる」と最近は喧伝してますが、やってみて「とんでもなく大変だ」とやや呆れてます。
軽い遊びで作った音楽で満足するならいいんですが、不特定多数の人に聴いてもらえるある程度以上の出来を求めると、大変なことになります。
やる気がかなりあり、多少とも音楽理論を知らないと、すぐに行き詰ると思います。
自分でやってみて、DTMを人々に奨めることが出来ないです。
私は「自分の頭の中にある音を、納得できる形で発表したい」との想いがあるから、続けられるのですが、すぐに心が折れる人がかなり居ると思われます。
中古市場にDTMの機材が大量に出ているのが、その証拠といえます。
話を「Shotcut」に戻しますが、勉強を始めたばかりで、まだ操作を始めたばかりです。
YouTubeやウェブサイトにて、操作の解説がたくさんあるので、それを見て学んでいきます。
ちなみに、このソフトは有志が開発したもので、商業目的ではないので、アカウントを作るとか登録するとかしないでも、簡単にダウンロードできました。
無料の動画編集ソフトだと、「Davinci Resolve」というソフトも評判が良いのですが、パソコンのスペックが高くないとカクついて厳しいようなので、私は諦めました。
私の場合、音楽メインのスタイルで、高度な動画編集はしないと思うので、「Shotcut」で不満は出ない気がします。
そういうわけで、また新たなソフトを使いだしたので、勉強で忙しくなりそうです。
他にも色んな事を勉強しているので、大変なのですが何とか頑張ってます。
YouTubeに動画を発表した時は、応援よろしくお願いします。