参議院選挙では「れいわ新選組」に投票します
(2022.6.18.)

もうすぐある参議院選挙ですが、熟考した結果、「れいわ新選組」に投票する事を決めました。

私は、今の自民党+公明党の政権の行う政治に、ずっと不満を抱いています。

彼らは売国の政策を続けてると、思ってます。

だから政権交代してほしいと思い、日本共産党とか立憲民主党に投票してきました。

ところが、共産と立憲が、このところパッとしません。
私の考えともズレが大きくなってます。

その事は、しばらく前の日記、「コロナ騒動の間に野党の立ち位置が変わった件」に詳述しました。

立憲民主党は、連合(大企業の労働組合で、労働組合と呼べないほどに劣化している)と離別すべきだったし、国民民主党とも距離を置くべきでした。

それが分かっておらず、連合および国民民主党と結ぼうとしたのですが、その結果は周知のとおり、連合はどんどん自民党に近づいていき、国民民主党はもはや自公の応援団です。

裏切られるのが明らかだったのに、それが未だに立憲の上層部には分からないんですよ。

立憲がフラフラしているので、野党全体の活気が失われています。

立憲民主党にとって、信頼して長く共に行動できるのは、日本共産党です。

それなのに、「政権交代しても閣外から協力してもらう」とか言って距離を取り、立憲は誠意を見せない。

それじゃあ共闘が上手くいくわけないじゃないの。

なぜ、そんな事も分からないのか。

日本共産党も、政界における勢力は一進一退で、このところは低迷しているのに、なんの危機感もなくて、志位和夫が委員長を20年以上も続けてます。

同じ人が、20年以上もトップの地位に居るなんて、本当に異常ですよね。

それで人々の共感や支持を集められるはずがない。

なぜ、そんな事も分からないのか。

こんな風に考えていって、本気で自公政権と闘えるのは、れいわ新選組だと思ったのです。

党首の山本太郎は、頑固で融通の効かないところがあるのですが、政策は一貫しているし、一般の人々を見て、その人達に有益な政治をしようとしてます。

一部のお仲間や、外国の富裕層を見て、その人達のために政治をする自民党や、公明党や維新の会とは、気質が全く違います。

ちなみに今度の参院選では、れいわ新選組から芸人の水道橋博士が出馬します。

私は、芸能人のユーチューブのチャンネルもたまに見るのですが、一番面白いと思ったのが水道橋博士のチャンネルなんですよね。

それでチャンネル登録して、よく見てるのですが、彼が出馬することになったので、街頭演説の動画とか、今までと全く違う路線の動画ばかりになってます。

今までは芸能人を呼んで対談するのが基本で、水道橋博士が読書家なので、独自の論点を提示して話すのが面白かったんです。

もし当選したら、ああいった対談は無くなるのかな。
どうなるか想像がつかないですね…。

いま「参政党」というのが、一部で人気が出ているそうですが、私は評価してません。

ブログの「泣いて生まれてきたけれど」のスナメリオさんとか、リチャード・コシミズさんとか、国民主権党の平塚正幸さんが、「参政党は、隠れ自民党である」と言ってますが、それに説得力を感じます。

興味がある人は、彼らのブログとかニコニコ動画のチャンネルに行って、情報を得て下さい。

ちょっと脱線しますが、平塚正幸という人は、なかなか面白いですねえ。

国民主権党というのを立ち上げて、今回の参院選に打って出るはずでしたが、色々あって断念してます。

私が彼についてびっくりしたのは、彼はユーチューブではアカウント削除を食らって追放されたので、ニコニコ動画で活動しているのですが、全く政治色のない「弾き語りの動画」も投稿しているのです。

で、見てみたら、ギターの伴奏がえらく上手いんですよ。

私はギターを弾く人で、弾き語りをした事もあるから分かるのですが、ギター1本を持って弾き語りをする場合、ギターはシンプルなコードワークにします。

あくまでギターは歌の伴奏なので、そこで難しい事をしてミスをしたくないので、簡単な運指のコードを選んで弾くのが基本になります。

ところが彼は、伴奏なのにけっこう難しい運指のコードを選択してました。

で、弾きこなしていたので、「なかなかのテクニックがあるな」と感心しました。

平塚正幸さんは、『参政党に対する見解。』という動画を、ニコニコ動画に6月16日付けで投稿してますが、独自の視点から語っていて面白かったです。

そこでの話を要約すると、こうです。

「私は、自公政権とは違う政策を立てて、政治活動をしてきた。

その過程で、ユーチューブでは動画の削除やらアカウントの停止を食らった。

ユーチューブは、アメリカの会社で、親会社はグーグルである。

日本はアメリカの属国で、アメリカに支配されている。

自民党はアメリカのCIAが資金提供して創った党で、ずっとアメリカの支配に従ってきた。そうやって政権を維持してきた。

自民党はアメリカの傀儡政権である。
だから自民党の政権を本気で倒そうとすると、グーグルやユーチューブから敵視される。

日本はアメリカに支配されており、ユーチューブもグーグルもアメリカの会社であるから、日本におけるユーチューブ動画はアメリカ支配を脅かすものは排除される。
事実、私は動画を削除されて、追放処分になった。

いま、参政党の動画が、ユーチューブで何万回もの再生となっている。

もし真にアメリカ支配を崩すもの(日本の独立を目指すもの)ならば、必ず削除される。
ところが参政党の動画は削除されない。むしろ「おすすめ動画」になっている。

これが何を意味するのか、考えれば分かるでしょう?

参政党は、裏で自民党と繋がっているのだ。
そうじゃなかったら、ユーチューブが「おすすめ」するはずがない。

参政党の政策は、具体的なことを言わない。
私は彼らと会って政策の話をしたが、具体的なものが希薄だった。」

なるほどと、思いましたよ。

私もユーチューブにチャンネルを作ったから分かるのですが、ユーチューブで再生回数を伸ばすには、「おすすめ動画」に入るかどうかが大きいです。

どれをおすすめするかはユーチューブが決めているのだから、ユーチューブに気に入られるかが重要なわけです。

平塚正幸さんは、「私は、全く政治色の無い、自分が歌った動画まで削除された。」と言ってました。

私が上記した、弾き語りの動画なんかを削除されたのでしょう。

ユーチューブの運営は、非常に恣意的で、政治色もあります。
表側だけ見ていれば、楽しいチャンネルが沢山ある場所なんですが、裏側を見ると違う世界があります。

私は、コロナ・ワクチンについて有益な情報を流すチャンネルが次々と停止や削除になるのを見て、ユーチューブの裏の顔をはっきりと知りました。

話を参議院選挙に戻しますが、私も平塚さんみたいに「日本はアメリカの属国で、事実上の植民地になっている。そしてアメリカの代表的な手先として、自民党や維新の会がいる」と思ってます。

参政党は、自民党と違うとの体裁をしてますが、当選したら自民党にすり寄ると見てます。

国民民主党の玉木雄一郎や前原誠司と同じ臭いがするんですよね。

選挙前だけ、自民党との対決を演出したり、立憲や共産に近づいて攪乱したりする、卑怯者でニセモノの臭いがするのです。

れいわ新選組は、立ち上がった当初は私は懐疑的に見てましたが、やっている事を見てきて、アメリカに従属してないし、庶民感覚も失っていないと思います。

なので今回、初めて票を投じる事にします。

最後に少し話の方向を変えますが、私は日本の国政選挙において、『選挙の不正』が行われていても不思議ではないと考えています。

前述のとおり、日本は長くアメリカの支配を受けていて、マスメディアを見てもそれに疑問を述べる報道や論説はほぼありません。
つまり、マスメディアも支配され、コントロールされています。

このようなアメリカの支配が行き届いた日本ですが、やはり搾取され続けて生活が困窮する人が増えると、不満や批判が高まり、「なぜ生活が苦しいのか」と考え始める人が出てきます。

で、考え始めると、アメリカ支配に行き当たるんですよ。

日本はアメリカの植民地なので、今のロシア・ウクライナ問題でも、こう報じられるわけです。

「アメリカが常に正義であり、アメリカは民主主義の行き届いた素晴らしい国である。今のロシアとウクライナの戦争は、ウクライナが100%正しい。なぜならアメリカやイギリスがそう言っているし、味方しているからだ。」

「アメリカやイギリスは民主的な良い国々で、そこの大手メディアも公平な報道をする。だから、そこから来る報道や情報は100%信じていい」

「ロシアは非民主的な国で報道も偏っているから、無視すべきだし、むしろロシアの出すニュースはプロパガンダなので遮断すべきだ。嘘なので信じてはいけない。」

「ウクライナのゼレンスキー大統領は、素晴らしい人物である。だからこそ日本の国会で彼に演説させ、大絶賛の拍手を議員たちは浴びせた。
それに対しロシアのプーチン大統領は、悪魔のような奴で、国民から嫌われているし、もうすぐクーデターで倒される。」

「ゼレンスキーが100%正しいのだから、日本は一丸となって彼を支援すべきだ。ゼレンスキーが徹底的にロシアと戦うと言うのなら、それを認めて支援すべきだ。」

冷静に考えれば、上の報道がおかしいと気付くでしょう。

何かを、「100%信じろ、そっちが絶対に正しい」とマスメディアが一斉に連呼したら、プロパガンダと判断して下さい。

本来ならば、紛争や戦争が起きたら、第三者の国は両方の言い分を聴くべきじゃないですか。

確かにロシアは攻め込んだ側ですが、だからと言ってロシアの言う事を全部デマとか嘘と決めつけるのは、異常です。

戦争という悲惨な行いを終わらせたいならば、まず両者の言い分を十分に聴き、その上で和平の仲介をすべきです。

それなのにアメリカもイギリスも、ロシアを一方的に悪と断罪し、ウクライナがロシアと焦土戦争をするように焚きつけており、日本政府はそれに追従しています。

イギリスの大手メディア(たしかBBCだった)の記者が、「ロシアの流す報道は全てプロパガンダのデマだから、イギリスでは遮断して国民に知らせないようにしている」と語るのを、東京新聞が載せてました。

これは、「私たちBBCは情報を統制し、プロパガンダの報道をしてます!」と宣言しているのに等しいです。
それなのに、東京新聞には批判する論調が全く無かったです。

コロナ・ワクチンを100%信じて、それに疑問を抱く人々を「デマ拡散者」と決めつけた、日本のマスメディア。

アメリカが肩入れするウクライナのゼレンスキーを100%信じて、ロシアの非道さやプーチンの狂気を煽り立てる日本のマスメディア。

この2連続の偏向報道を見て、いかに日本の報道機関が権力の言いなりで、自ら考えるのを放棄し知性が欠落しているかを、私は十分に知る事ができました。

あまりに自公政権の政治や、大手メディアの報道がおかしいので、疑問を抱いて洗脳が解け始める人が、やはり出てきます。

そういう人が増えると、「野党が躍進しそうだ」なんていう状況になります。

振り返ってみると、昨年の衆議院選挙の前も、安倍=菅の政権に対する不信感や不満が爆発しており、自民党は急遽党首をすげかえて岸田にし、新鮮さを出して国民の目をくらます策に出るほどでした。

つまり、野党が躍進しそうな環境がありました。

大手メディアはその火消しに必死で、自民党が勝つとの予想を垂れ流してました。

しかし、たしか東京新聞で見たと思うのですが、衆議院選挙の2週間前に「世論調査では無党派層の5割が立憲民主党に投票すると回答した」と出てました。

私はそういう情報を見て、「立憲民主党はかなり行くんじゃないか」と見ていたのです。

でも結果はなぜか、維新の会や国民民主党が躍進し、立憲や共産が敗れるというものでした。

維新の会は、選挙直前の世論調査で支持率が4%だったのに、選挙直後に9%に支持率が増えてました。

「だから議席を増やしたのも当然」と大手メディアは報じましたが、魅力ある政策がなく、党としてそれなりに歴史があり新鮮さも無いのに、選挙直前の1週間くらいで支持率が2倍以上になりますかね?

国民民主党も、ある時は自民党にすり寄り、ある時は立憲民主党にすり寄りと、醜態をさらし続けてきた党です。

そんな党が、議席を増やして、自公政権と常にしっかり対決してきた日本共産党よりも議席を得るなんて、目を疑うしかなかったです。

上のおかしな選挙結果を見て、「選挙の不正が行われ、票が操作されたのではないか」と思いましたよ。

立憲民主党とか日本共産党は、自民党たちよりもアメリカにものを言うし、日本の独立を目指す気持ちが強いです。

彼らが勝ったら、アメリカが構築してきた日本における利権構造は崩されます。

日本を支配しているアメリカが、これを何もせずに見ていると思いますか?

私は、国政選挙で不正が行われている証拠を得たわけではないし、行われているか知りません。

ただ、「行われても不思議はない」と思うし、だからこそ「国民がきちんと監視しなければならない」と思うのです。

日本だと、これも洗脳の結果だと思うのですが、「民主国の日本で選挙不正なんて、あるはずがない」と考える人が多いです。

しかし冷静に考えてみて下さい。
国政選挙の結果で与党になると、何百億円~数兆円の規模の予算を動かせて、色々と甘い汁を吸える利権があります。

わずか数百万円とかでも、不正をしてやろうとする輩がいるのに、数兆円のお金が目の前にぶら下がっている時に、あの二ヤけた顔つきの節操のない自民党議員たちがクリーンに動くと思いますか?

国民の監視が無かったら、選挙の不正に手を出してもおかしくないと、思いませんか?

私は、「選挙の不正があるかもしれない」と思いながら、日本の国政選挙も地方選挙も厳しく見てますよ。

そういう姿勢が大切だと思うのです。

これは陰謀論とかそういう話ではなく、政治権力に対して厳しい目で監視と監督をするという、人々の政治参加における姿勢の話です。

ぜひ皆さんも、「選挙不正?そんなことあるはずがない!」とか言わずに、冷静に政治家の動きやマスメディアの報道の1つ1つを観察して下さい。

それも日本を良くするための努力の1つです。


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