新ローマ法王のフランシスコさんには、感動しますねー。
すばらしい人物で、自分を貫く心意気がすごいです。
先日に「洗足式」についての記事を見て感動しましたが、他にも感動的なエピソードが出てきて、嬉しい驚きです。
この人は、イエスの精神を体現する立派な法王になりますよ。
私が感動したエピソードを列挙してみます。
①
洗足式は通常だと教会で行うが、少年院で初めて行い、そこに居る子供達の足を洗い、足にくちずけをした。
足を洗った子供には、少女やイスラム教徒もいた。
こうした人を対象者にしたのも初めてのこと。
②
法王に選出されて以来、法王を名乗らずに、一貫して「ローマ司教」という呼称を使っている。
これは、自分を特別扱いしないため。
③
法王の豪華な居室に引っ越さず、離れの別棟で暮らしている
④
一般謁見で、「女性の役割が大切」と強調した
いやー、すばらしい。
イエスが現在に現れたら、同じような振る舞いをすると思います。
イエスさんは、謙虚で華美や虚飾を嫌い、「女性や子供に優しい」のが特徴でしたからねー。
親愛の念を込めて、フランシスコ・ローマ司教と呼ばせていただきます。
彼は洗足式の際に、「足を洗う行為は、『あなたに奉仕しています』という事であり、お互いに助け合わなければならないという意味なのだ」と説明したそうです。
美しい説法じゃないですか。
フランシスコ・ローマ司教のことを、「大衆に迎合している」と非難する声もあるそうです。
ですが、イエスが行った事は『大衆(特に貧しい人)と共に生きる』ことでした。
仏教ならばともかく、キリスト教で大衆に寄り添うのが非難されるのは、おかしいと思います。
(仏教は根本教義として万人を平等な存在と見るので、エリートと大衆の区分けはしない。
だが、出家と在家という区別があり、大衆に寄り添わない派もある。
仏教は様々な派があり、浄土真宗のような大衆にがっつりと歩み寄ったものもある。)
「フランシスコ・ローマ司教はマスターだ」と確信しました。
私は、しばらく前の日記で、「カトリックはもう一度、イエスの教えの原点に戻ってほしい」と述べたのですが、あっさりと実現してしまいました(^-^)
ぜひ、世界中のカトリック指導者が、彼を見習ってほしいです。
最高のお手本ですから。