参院選の結果の感想① 日本人の意識の低さの驚いた
(2013.8.13.)

少し前の話になりますが、7月にあった参議院選挙の感想を書きます。

結果としては、自民党の大勝となり、自公は過半数を得ることになりました。

私は、自民党の政策に大変に不満があるので、とても残念です。

今回の選挙については、残念に思うことがたくさんあります。

まず1つは、『投票率が52%とめちゃくちゃ低かったこと』です。

なんで投票しないかなー。 天気も良かったのに。

棄権した人の意見を聞くと、「どこも一緒」「入れたい党が無い」「どこの党が勝っても、日本は変わらない」というのが多いようです。

しかし、今回は様々な党が立候補していて、選択肢が多かったのですよ。

各党の政策をちゃんと聞けば、かなりの違いもありました。

棄権した人々は、自覚は無いのでしょうが、『ちゃんと情報を集めずに、単なるイメージや怠け心で、選挙に悲観的になっている』のが実態です。

「選挙なんて、私の人生に関係ない」とか思っている人が(特に若者に)多いようですが、勘違いも甚だしいと思います。

多くの人の意見を反映させるために、長い年月をかけて有識者が考えて、ようやく創り上げたものが現在の選挙制度なのに…。

選挙を棄権する人は、「私の将来は、どうなってもいいです。すべてを他人に預けます。」と宣言するようなものですよ。
自暴自棄になりすぎです。

もう1つ残念だったのは、『自民党が圧勝してしまったこと』です。

今回の選挙では、自民党が一番政策がひどかったです。

その党が勝ってしまった事には、「なぜ??」と思わざるを得ません。

自民党のひどかった最大の点は、『政策をあいまいにぼかして、きちんと方向性を示さなかったこと』です。

他の党は色々と政策を主張していましたが、自民党は勝利が確実視されていたために、ほとんどの事柄について態度をあいまいにしていました。

本当に、最低の態度でした。
それなのに、圧勝してしまうなんて…。

ちゃんと政策を訴える党を、「実現できるのか? しょせん野党だから、無責任に発言している」とこき下ろし、
政策をあいまいにごまかす自民党を、「何となく期待できそうだ。はっきり言わないのが、大人っぽくていいね。」と支持する人たちには、本当にびっくりします。

「あんた達、アホだよ」と思ってしまいます。

自民党は、「ねじれを解消して政治の混乱を無くすために、自民党に入れてくれ」と主張して、支持を求めていました。

これに賛同する人はかなりいたようですが、『民主党政権の時代に、ねじれを利用して政治を混乱させていたのは、自民党だった』のですよ。

民主党政権の頃の政治の迷走は、ひどいものでした。それを嫌うのは、私も理解できます。

しかし、あの頃の迷走の50%位は、自民党の責任ですよ。
迷走を嫌うならば、民主・自民・公明、以外の党に入れるのが、自然な行動です。

自分がねじれを利用して混乱させていたのに、それを無視して開き直り、「ねじれを解消して、政治を取り戻そう」などと言う自民党の厚顔無恥ぶりには、呆れるほかはないです。

そうして、その言葉を信じて自民党に入れる人がいるのには、口をあんぐりと開けるしかないですよ。

毎日新聞の読者投稿には、「自民党は比例で36%の獲得率だった。投票率は52%だから、
自民党を支持した人は、国民の18%だ。国民の18%しか支持していないのに、圧勝してしまった。」と書いている方がいました。

非常に鋭い指摘だと思います。

冷静に見るならば、「投票率は50%強」と有権者全体の半数なのだから、選挙自体が有効かどうか(民意を反映しているかどうか)すら微妙です。

1票の格差の問題も含めて、選挙をどうするかを、真剣に議論する必要があると思います。

私は、『比例の割合をもっと増やすのが良い』と思います。

比例には1票の格差はないし、民意を反映しやすい制度ですから。

投票率の低さ、ごまかしの選挙戦を展開した自民党の圧勝、を見ると、日本人の意識の低さに愕然とします。

「龍馬先輩、日本の夜明けはまだ遠いです。 でも、私は負けません。」

こんな気持ちです。

私が投票した共産党は伸びたので、そこに少しだけ希望を感じています。

後半は、選挙戦を見ていて感じた、日本の政党の現状とこれからの展望を書きます。


日記 2013年7~9月 目次に戻る