6月中旬から『エコノミック・ヒットマン』という本を読み、ノートにとって勉強しました。
勉強は終了し、学んだことを「世界情勢の勉強 アメリカ」の所を中心にして書きました。
エコノミック・ヒットマンとは、次の2つを目指す集団をいいます。
① 発展途上国に対して極度の楽観的な経済展望を示し、大規模なインフラ整備や都市建設を納得させて、自分の所属する企業グループにその工事を受注させる。
② 発展途上国に次々と建設プロジェクトを勧めて、借金をさせながら開発・建設をさせる。
そして最終的には返済不能な額まで借金をさせて、貸し手である自分たちの言いなりにさせる。
この手口を知っておく事は、現代人にとって必須でしょう。
いまギリシャで起きている事(ギリシャが借金の返済を拒否する事態)も、これを知れば違った視点から捉えられます。
考えてみると、幕末の日本でも、日本国内の分裂・対立に乗じて、列強国は色々と商品を売り込んだり建設プロジェクトを勧めて、借金を膨らませるように仕向けました。
そして借金で首が回らない状態に持っていって、日本領土の一部を割譲させようとしたり、特権を認めさせようとしました。
大国、国際金融機関、大会社の手口は、当時と比べてもほとんど変わっていません。
きちんと手口を知れば、斥ける事ができます。
上にリンクを貼ったので、『世界情勢の勉強 アメリカ』に足を運んで、エコノミック・ヒットマンのページをぜひ見て下さい。
世の中で起きている事を、別の視点で眺められるようになります。