8.30国会デモに参加した②
シュプレヒコールへの提言
(2015.9.8.)

8月30日に行われた国会前での大規模なデモに、私は参加してきました。
その体験記は、『8.30国会デモに参加した①』に書きました。

デモの参加してみて、「現状の日本のデモには、数多くの問題点がある。もっとお洒落で爽やかなものに進化できるはずだ。」と思いました。

私は今回のデモでは、途中で離脱してしまったのですが、その一因にはシュプレヒコールのダサさがありました。

皆で叫ぶ文言が、ネガティブすぎる。

私は2013年11月末に、デモに初参加しました。

(その時の体験は、日記に書きました。読みたい方はこちらにどうぞ。)

その時の体験記では、いくつかシュプレヒコールへの改善案も出しました。

あれ以来でのデモ参加となりましたが、残念な事にシュプレヒコールを始めとしてほぼ改善が見られません。

『8.30国会デモに参加した①』では、「デモに集まった人々のエネルギーは、現状だと2割しか活かされていない」と指摘しました。

もっともっと、かっこ良くて人々が魅かれるデモに出来るはずです。

私にはその姿が、イメージとして見えている。

デモの改善策として、今回は『シュプレヒコールをどの様な言葉にすればいいか』を、具体的に書きます。

これを実行すれば、今は2割しか使われていない参加者のエネルギーは、3割5分まで燃焼できるようになると思う。

現在のシュプレヒコールは、平仮名で考えると「4、8、16」の文字数を基本にしています。

その数だと、リズムに乗せて皆で叫びやすいと考えられているらしい。

正直、この文字数が最適なのかは、私には分からない。

違う数字(例えば6)を選べば、もっとうねる様な力強いリズム(ブラック・ミュージック的なノリ)を作れると思うのだが、そうすると多くの人がリズムに付いてこれなくなる危険性も出てくる。

とりあえず今回は、現状の「4、8、16」の文字数を基本に考えていきます。

現状のシュプレヒコールでは、こんな文言が使われています。

8.30国会デモで貰ってきたビラに、コールする文言がすべて書かれているので、それを列記してみます。

「戦争法案、絶対反対」 「戦争法案、今すぐ廃案」 「戦争する国、絶対反対」

「戦争反対」 「9条守れ」 「憲法破壊、絶対反対」 「安倍政権の、暴走止めよう」

「安倍政権は、今すぐ退陣」 「強行採決、絶対反対」

読めば一目瞭然ですが、「反対」の言葉が並んでおり、ヒステリックな印象やネガティブな印象を持たざるをえない。

もっと冷静な指摘や、ポジティブな印象の言葉を増やす必要があります。

さらに、言葉の繋がりも重視すべきです。

基本の文言として、以下のものを採用すると良いです。

「主権者国民、俺たち主役」 「主権者国民、俺たち最高」

「平和を愛して、平和を築こう」 「平和な日本、守っていくぞ」

「世界は1つ」 「愛こそすべて」

この言葉たちを基本軸にしつつ、デモで取り上げるテーマの言葉を交ぜていけばいい。

今回の戦争法案だったら、こんな言葉を入れればいい。

「戦争法案、支持されてない」 「戦争法案、認められない」 「憲法9条、守っていこう」

「立憲主義は、世界の常識」  「国民舐めたら、落選させる」

「武力と兵器じゃ、解決できない」

どうでしょうか。

冷静な指摘が増え、かなりポジティブな印象になり、かつ叫びやすい言葉だと思いませんか?

これらの言葉を使い、さらに言葉が上手く繋がるように工夫すれば、美しくかっこ良いシュプレヒコールの完成です。

今回の国会前デモだったら、具体的にはこのようにします。

(2つ連続で書き、呼びかけと応答の本番そっくりの形で書きます)

「主権者国民、俺たち最高」  「主権者国民、俺たち最高」。 

「戦争法案、支持されてない」  「戦争法案、支持されてない」。

「主権者国民、舐めたら落選」  「主権者国民、舐めたら落選」。

「平和を愛して、平和を築こう」  「平和を愛して、平和を築こう」。

「憲法9条、最高だ」  「憲法9条、最高だ」。

「憲法9条、守っていこう」  「憲法9条、守っていこう」。

「立憲主義は、世界の常識」  「立憲主義は、世界の常識」。

「戦争法案、認められない」  「戦争法案、認められない」。

「国民舐めたら、落選させる」  「国民舐めたら、落選させる」。

「愛こそすべて」  「愛こそすべて」。

「武力と兵器じゃ、解決できない」  「武力と兵器じゃ、解決できない」。

「戦争反対」  「戦争反対」。

「平和な日本、守っていくぞ」  「平和な日本、守っていくぞ」。

この文言に替えれば、国会議員たちへ伝える言葉としても、国民に伝える言葉としても、影響力が大きくアップするはずです。

言葉の1つ1つに前向きな説得力があるし、言葉の繋がりもスムーズだからです。

私は、日本のデモはもっと美しく輝くものにできると、確信しています。

どうせなら、世界のデモをリードする位まで進化しようじゃないか。

ここでは、シュプレヒコールの改善案を示しました。

私の持つ才能を、民衆運動に役立てるためです。

最近は、デモが広く浸透し、多様な人々が参加するイベントになってきました。

という事は、多様な才能が参加者の中に居るわけだ。

例えば坂本龍一さんも、8.30国会デモに参加し、「私はこれからも参加していく」と述べた。

彼以外にも、非凡な能力を持つ者がたくさん参加しているはず。

せっかく参加するのだから、特別な才能を持つ者は、その能力を注ぎ込むべきだ。

坂本龍一さんならデモのテーマ曲を書く、画家やデザイナーならバッジやTシャツのデザインをするといった具合に。

多くの才能が協力すれば、デモはどんどんお洒落になり、多くの人が興味を持つものになっていくでしょう。

「アベ政治を許さない」との文字を、俳人の金子兜太さんが揮毫し、それがデモのポスターやチラシに使われていますよね。

ああいう貢献を、芸術家はもっとしましょう。

(2015.9.23.に追記)

数日前の東京新聞に、横浜であった安保法制に反対するデモの写真が載っていました。

そのデモは、若者が多く参加しており、参加者は色んな色の風船を持って彩りを豊かにしていました。

『風船を持つ』というのは、良いアイディアですね。

デモを進化させるツールの1つとして有効だと感じました。

こうした市民活動は、大抵は参加者のカンパで支えられています。

主催者やスタッフは、活動の合間に「寄付をして下さい~」と言って、袋を持って参加者の前を移動していくのが定番です。

私は、Tシャツなどをつくって、それを売ってお金を集めるほうが建設的だと思うのです。

参加者も、寄付をするよりも何かを買うほうがお金を出しやすいはずです。

活動に賛同するデザイナーに依頼したり、仲間内で芸術センスの良い人を起用したりして、おしゃれなTシャツをつくってほしい。

それを100枚とかでまとめて注文し、千円くらいで売れば、利益が上がるはずです。
買う側も、おしゃれなデザインならば普段着にできるし、活用しつつメッセージを発信できる。


日記 2015年7~9月 目次に戻る