オリンピックのエンブレム選考 愚行をくり返すのか
(2015.12.8.)

不祥事(デザインのパクリと、八百長の選考)により、国民的な関心事となってしまった
オリンピック・エンブレムの選考。

私は、この問題について、10月6日の日記で取り上げました。

そこでは、開かれた選考にするために、『ネット投票で決めるのが良い』と書きました。

その後、エンブレムは広く公募されて、応募作品は1.5万ほどに上っています。

この膨大な作品から、どのようにして選ぶかが、しばらく前から議論になっていた。

100位の作品までは委員会が絞って、そこからはネット投票で決めるという意見が出ていたので注目しながら見守ってきた。

ところが、本日の新聞で、「100~200の作品に絞った後は、エンブレム委員会で審査を行って選ぶ」と出ているじゃないか!

おいおい! 前回の選考と何が違うんだよ。

最初に広く募っても、そこから一部の人間が密室で決めていったら、同じでしょ!

もしかして、こんな茶番で国民を騙せると思っているのか?

甘く見るなよ、日本国民の知性を。

1.5万の作品数のまま、ネット投票にかけるのは厳しい。

だから、100~200に絞るのは構わないです。

だが、そこからは国民が決める。ネット投票で決める。

皆の感性が反映される、それこそが民主主義だ。

インターネットを使った投票については、「インターネットにアクセスできない人がいるから、平等じゃない」という意見があります。

これは、一理ある。

だが、最近はスマートフォンがますます普及しているし、ほとんどの日本人がインターネットに繋がる環境を持っている。

第一、少数の委員が決める事に比べたら、ネット投票がどれだけ公平か。

ネット投票ならば、外国の方も参加できる。

オリンピックは国際大会なのだから、地球上の全ての人の意見を反映させるのがベストです。

100ほどの作品に絞った上で、専用のウェブサイトを立ち上げて、そこに作品をアップする。

そのページは、日本語版だけではなく、英語版も用意する。

そして人々は、作品をじっくりと鑑賞した上で、良いと思う作品に投票する。

この方法を採用しよう。

正直な話、迷走を続けた新国立競技場は、ぜんぜん建設費を削れなかった。

利権まみれの政権与党(自民党+公明党)は、少し費用を削ったにすぎず、国民よりも利権を取る姿を見せたにすぎない。

新国立競技場では、信頼回復は望めない状態です。

せめてエンブレムだけでも、民主的に、外国に恥をさらす形ではなく、決定しようよ。

今、福島の子供を中心にして、被曝によるガンなどの深刻な被害が、次々と進行しています。

チェルノブイリでの経過を見れば、2020年には日本でさらに被害が深刻化しているのは明らかです。

今の自民党政治が続いていけば、そんな中でも原発は再稼働して、富裕層ばかりがオイシイ思いをしているでしょう。

このまま利権をむさぼる方向でオリンピックの準備が進んだら、東京オリンピックは冷め切った虚しい大会になります。

そして大会終了後には、それまでの建設ラッシュの反動から、深刻な不況になる。

つまり、希望のない、『日本の沈没を決定づける大会』になります。

この悪しき流れを、変えなければなりません。

地に足のついた、国民のためになるオリンピックに変えるのです。

エンブレム選考にネット投票を導入し、『多くの人が参加する庶民感覚のあるオリンピック』の第一歩にしましょう。

(2015年12月9日に追記)

私はネット投票を求めていますが、選考委員会は「ネット投票だと、1人1票を担保できない」との理由で採用しないと言っています。

私は、母が韓国のTV番組好きなので、それに付き合って韓国TV番組を見ることがあります。

すると、けっこうネット投票が行われるんですよ。
そして、特に問題なく皆が納得できる結果が出ています。

正直な話、1人で何票も入れようと画策する人もいるでしょう。

しかし、頑張ってもせいぜい何十票くらいの稼ぎではないだろうか。

私の提案するとおりに、世界中の人が投票できるようにすれば、数百万~数千万の票が投じられると思います。

そうなれば、誰かの作品に1人が大量に投じても、優れた作品でなければ勝てないです。

そもそも、少数の委員で決める事が公平か?

その委員の選考には、我々は全く関与していないのだぞ?

ネット投票の公平性を疑問視するなら、委員会にも言えてしまうぞ。

私は前回のエンブレム選考において、佐野氏の駄作が選ばれた事実から、「有識者の委員会」というものに全く信用が置けなくなってしまった。

八百長の選考だったとはいえ、あの駄作を選ぶセンスはあまりに酷い。

今回の委員会のメンバーは、色々な肩書きの人が入っているが、彼らのセンスを私は信用しない。

厳しい言葉になるが、「俺達が選んだわけじゃないのに、俺達の代表面をするんじゃねえ」と思ってしまう。

100くらいの作品に絞る煩雑な作業は、委員会に担当させましょう。

委員会の皆さん、あなた方はあくまでも準備役(アシスト役)だ。

主役は、地球に住む皆が担当し、ネット投票でアシスト役が絞った作品から1つを選ぶ。

一番おいしい所は、私達が(一般人が)いただく。

実のところ、ネット投票にしたほうが、委員会メンバーにも良いんですよ。

委員会が作品を選んだら、その作品が酷いデザインだった場合には、ぼこぼこに叩かれてしまいます。

大勢で選べば、苦情は出ないです。

まだ遅くはない、ネット投票を採用しよう。

必ず盛り上がる。私は断言しますよ。


日記 2015年10~12月 目次に戻る