安倍政権を見極める㉔
安倍夫妻の汚職疑惑と、森友学園の偏向教育④ 
(2017.4.1.)

森友学園、日本政府(安倍政権と財務省)、大阪府(日本維新の会)の3者が結びついて行った不正。

これは各メディアで大きく取り上げられ、もう日本中の皆さんがご存知だと思います。

私はこの問題が大きくなる前から、「これは臭い。掘っていけば、たくさんの汚い行為が見つかるだろう」と直感しました。
で、日記で取り上げることにした。

予想した通りに根の深い不正で、内情が明らかになるにつれて『日本の極右的な思想を持つ人々がネットワークを形成していて、法律を曲げて便宜を図り合っていること』が見えてきました。

森友問題は、日本の暗部をあぶり出す事に成功しましたね。

多くの方が努力した事で、かなりの所まで真相が明らかになってきています。

引き続き頑張りましょう^^

これをテーマにした4回目の記事になります。

今までの①~③と被らないようにしながら、色々な話を取り上げていきます。

(以下は日刊ゲンダイDIGITALの2017年3月29日の記事から抜粋)

森友問題について、大手メディアと野党の追及が本質からズレてきている。

いつの間にか、役人の忖度があったかどうかに移っているのだ。

安倍昭恵に付いていた政府職員(谷査恵子)が国有地について財務省に照会していた事が発覚してから、野党は「首相夫人や首相の意向を役人が忖度したのではないか」と追及し始めた。

しかし、この問題の主役は役人ではない。

疑惑の本丸は「安倍首相」である。

(あとは稲田朋美と松井一郎も深く関与している可能性が極めて高いです)

本澤二郎(政治評論家)

「明確な指示がないのに、役人が首相の気持ちを推し量って勝手に動くなんて
 あるわけがない。

 もしその忖度が間違っていたら首が飛ぶ。保身第一の役人たちが、そんな危険な
 ことをやるはずないでしょう。

 安倍首相から意思表示があったと考えるのが自然です。」

安倍晋三は、森友学園の教育方針に共感していた。

キャンセルになったが、塚本幼稚園で講演することも約束されていた。

本澤

「安倍首相で怪しいのは、2015年9月4日前後の動きです。

 4日には、森友学園、財務省、国交省の3者が、近畿財務局の会議室に集まって、
 国有地の価格交渉をしています。

 前日の3日には、安倍首相は国有地を管理する財務省・理財局長(迫田英典)と
 官邸で会っています。
 そして翌4日には大阪に足を運んでいる。

 そして5日には、昭恵夫人は(塚本幼稚園で講演して)新設される小学校の
 名誉校長に就任しています。

 この3日間に何があったのか。」

金子勝(立正大の教授)

「籠池氏が新設しようとした小学校は、安倍首相にとって理想のモデル校だったと
 思います。

 教育基本法を変えて愛国心を盛り込んだことや、道徳を教科化したことは、
 籠池氏の教育方針と一致している。」

安倍は、右翼仲間である籠池に便宜を図った可能性がある。

「たとえ安倍首相が森友学園に100万円を寄付していても、法律には触れない」と解説する者もいるが、園児に教育勅語を暗唱させる学校法人に100万円を寄付すること自体が問題だ。

(以下はしんぶん赤旗日曜版2017年3月5日の記事から抜粋)

園児に教育勅語を暗唱させ、運動会では「安倍首相がんばれ」と選手宣誓させていた塚本幼稚園。

子供を通わせていた母親

「毎朝、日の丸を前に教育勅語を暗唱させられるので、うちの子は旗を見ると教育勅語を
 唱えるようになった。

 (常に洗脳されているので)テレビで安倍さんを見た園児の中には、興奮して
 バンザイした子もいた。」

この幼稚園を、安倍夫妻は高く評価してきた。

安倍首相は、「妻から教育に対する熱意はすばらしいと聞いている」「(籠池理事長は)私の考え方に非常に共鳴している方」と国会で説明している。

昭恵は、3回にわたって塚本幼稚園を訪れ、講演もしている。

子供を通わせていた母親

「(子供が)言葉もおぼつかないのに、教育勅語の暗唱はできるようになった。

 最初に歌えるようになった歌は君が代です。心配になりました。」

運動会で「安倍首相がんばれ」と宣誓させている映像が広まり、世間に衝撃が走っているが、上記の母親は「他の催しでも安倍首相を応援させていた」と証言する。

安倍昭恵は2014年12月に、この幼稚園に講演をしにやって来たが、当時は国政選挙の公示後。

忙しい中、全てのスケジュールをキャンセルしながら来たという。

元園児の母親は、「安倍夫妻は、森友学園の広告塔としての効果は十分あった」と語る。

塚本幼稚園は、トイレの時間が決められていて、お漏らしをすると厳しく怒られることもあった。

元園児の母親

「着替えのパンツを持っていくことは許されず、お漏らししてパンツをはかせてもらえず
 に帰ってきた事もあった。

 汚れたままのパンツをバッグに入れられた事もあった。」

この幼稚園は、園児を海上自衛隊の行事に頻繁に参加させている。

これに対し稲田防衛大臣は、「隊員の士気高揚に貢献した」と『防衛大臣・感謝状』を昨年10月22日に贈った。

尾木直樹(教育評論家)

「運動会で園児が「安倍首相がんばれ! 安保法制、国会通過よかった」と選手宣誓
 しています。

 これは、政治教育を禁じた教育基本法第14条2項に抵触しています。

 教育勅語は、1948年の国会で排除・失効が決議されています。

 それを暗唱させるなんて、偏った違法な教育ですよ。

 「日本を悪者として扱う中国、韓国は心を改めて」と唱和させているのも、
 「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」と定めた教育
 基本法第2条5項に抵触します。

 トイレに決まった時間にしか行かせないとか、漏らしたうんちを持ち帰らせるのは、
 虐待行為で人権侵害です。」

(以下は週刊新潮2017年3月23日号の記事から抜粋)

3月10日に森友学園の籠池理事長の会見があったが、それと同時刻に安倍首相は「南スーダンに派遣していた自衛隊を撤収させる」と発表した。

防衛省担当の記者

「前日から、防衛省の絡みで官邸から発表があると噂になっていました。

 自衛隊撤収の速報がNHKで流されると、総理と昵懇の仲の岩田明子記者が解説を
 しました。
 その中身は、10分後に行われた総理の発言と全く同じでした。

 NHKにリークして大きく扱ってもらうのは、最近の官邸の常套手段です。」

官邸の関係者

「17時半から籠池理事長の会見がありましたが、総理自身が『その時間にぶらさがり
 取材をやりたい』と指示していた。

 朴大統領の罷免もあるし、翌日には東日本大震災から6年という節目。
 森友のニュースを減らすには絶好のタイミングでした。」

実は、ここに至るまでにも『森友隠し』の布石は続々と打たれていた。

政治部デスク

「6日に北朝鮮がミサイルを4発発射すると、わざわざ官邸はNHKにリークし、
 各社は取材に走らされました。

 北朝鮮に矛先を向けようとする意図がアリアリでした。」

(以下は週刊新潮2017年3月16日号の記事から抜粋)

週刊文春3月9日号では、川田裕介という人物が登場し、「森友学園の口利きをしたのは私です」と語っている。

川田の発言は、麻生太郎・財務大臣を隠す目的があった。

永田町の関係者

「川田さんは週刊文春の取材を受ける前日に、近しい人に電話で『本線の麻生=鴻池
 ラインに辿り着かせてはいけないから俺が防波堤になる』と話した。

 近しい人は『鳩山を売るのか? 死人に口なしで反論もできないじゃないか!』と
 詰め寄ったのですが、川田さんは聞く耳を持たなかった。」

そして川田は取材に対し、「あの件は私が近畿財務局に口利きした、鳩山邦夫・元総務相の事務所参与の名刺を使った」と述べたのである。

川田の知人

「もともと川田さんは、三井物産の嘱託社員でしたが、独立して大阪でブローカー業を
 始めました。

 保守系の人々と付き合い、森友学園の籠池理事長の考えに共感して、息子を
 塚本幼稚園に入れ、瑞穂の國記念小學院に入学させるつもりでいる。

 実は、塚本幼稚園に昭恵夫人を招くきっかけをつくったのは、PTA役員だった
 川田さんです。」

前出の永田町関係者

「川田さんは、4年ほど前から鳩山事務所に出入りし、パー券をさばくのを手伝っていた。

 だが鳩山さんには国有地を格安で払い下げさせる力はありませんでした。

 川田さんは、『新建産業』(大阪の茨木市)で働いていて、その会社は
 『麻生セメント』の特約販売店です。

 社長は奥下幸義といい、麻生大臣の有力な後援者です。

 川田さんは、社長の次男と以前からの飲み友達で、営業の仕事をするようになった。

 奥下一家は政治と深く関わっていて、(幸義の)妻の素子さんは橋下徹の後援会長
 でした。」

奥下社長の長男・剛光は、橋下の特別秘書をつとめ、大阪7区における日本維新の会の衆院選候補者だ。

前出の永田町関係者

「鴻池さんは、麻生財務大臣の側近中の側近です。

 川田さんと奥下一家を中心に置くと、国有地払い下げの権限を持つ財務省、
 小学校の認可権を握る維新の会が、1つのネットワークになる。

 川田さんはそれを見えなくするために、鳩山さんの名前を盾にしたのです。」

(以下は日刊ゲンダイDIGITAL2017年3月28日の記事から抜粋)

証人喚問された籠池理事長は、「安倍昭恵さんから『安倍晋三からです』といって100万円を寄付された」と証言した。

これに対し安倍政権は、昭恵がフェイスブックに投稿したコメントを盾に反論している。

だがこの昭恵のコメントは、よく読むと不自然な点が多く、官僚が代筆した疑いがある。

(私も一見して固い文章すぎるので変だと思ったし、政府が代わりに書いたと感じました)

元検事の郷原信郎・弁護士は、こう説明する。

「昭恵氏の過去のフェイスブック投稿とは異なり、今回の文面は「旨」や「当該」
 といった官僚用語が多く、違和感を覚えました。

 さらにフェイスブックを使う人は分かると思うが、過去に半角数字を使っていると、
 まず表示されるのは半角数字。

 昭恵氏はずっと半角数字を使ってきたのに、今回だけは全角数字なのです。」

そもそもこの投稿は、籠池氏の証言からわずか4時間後のものなのに、的確にポイントを押さえて反論している。

それも感情的な文言はなく、淡々と書いている。

この翌日に講演で涙ぐみながら「お騒がせしています」と言った人物と、同一とは思えない。

郷原

「このコメントは、別に作成された文書をコピー&ペーストで投稿したと疑わざるを
 得ません。

 真相を解明するには、昭恵氏本人から聞く以外にないでしょう。」

(以下は日刊ゲンダイDIGITAL2017年3月26日の記事から抜粋)

森友学園にファックスを送付した、(安倍昭恵に付いていた)谷査恵子の身辺が騒がしくなっている。

谷は、1998年に経産省に入省し、2013年~15年末までの3年間「内閣総理大臣夫人付き」として昭恵を支えた。

16年からは中小企業庁で働いている。

ファックスについて訊かれた菅・官房長官は、「1週間前に全体の話を聞いて、籠池理事長に送ったファックスを谷氏から入手した」と説明した。

(つまり文書はすでに知っていたと話した)

だが実情は違うようだ。

官邸担当の記者

「証人喚問での籠池氏の発言により、問題のファックス文書が保存されている事が
 分かり、官邸は対応に追われた。
 まったく把握していなかったのです。」

先に公開してしまった方がダメージが小さくなると考えたのか、菅は入手したファックスをすぐに記者たちに配布した。

よほど慌てていたとみえて、谷氏のメールアドレスや携帯番号が黒塗りされず示されたままだった。

自民党の関係者

「もちろん安倍総理も存在を知らなかった。

 激怒して谷さんを呼び出し、怒鳴りつけたと聞いています。

 しかし、彼女が勝手にやったのでない事くらい、政界関係者なら誰でも分かる。

 ノンキャリアの彼女にすべてを負わせるのは、あまりに酷です。」

安倍の怒りはすさまじく、「谷氏の左遷情報が霞が関を駆け巡った」(総務省キャリア)という。

(以下はリテラ2017年3月24日の記事から抜粋)

3月23日に行われた籠池氏の証人喚問では、「昭恵夫人側から森友学園に送られたファックス」の存在が明らかになった。

籠池理事長が、安倍昭恵に国有地について相談をもちかけたのだが、昭恵に付いていた谷査恵子(経産省からの出向)が返事をファックスで送ったのだ。

そのファックス文書には、財務省・国有財産審理室長である田村嘉啓からの回答として、
『工事費(埋まっているゴミの撤去費)の立て替え払いの予算化について』と題し、
「平成27年度の予算で措置ができなかったため、28年度で予算措置を行う方向で調整中」と書かれていた。

つまり昭恵は、国有地の取引について財務省から回答を引き出していた(口利きしていた)。

籠池は23日の会見で、「(昭恵が財務省に問い合わせた)この事で、大きく物事が動くようになったと思う」と述べている。

だが菅・官房長官は、この文書について「ゼロ回答だ」と解釈し、「これは谷氏の私的な文書で、総理夫人付きの職員に陳情が来たことに対する回答だ」と一職員が独自にやったと説明した。

(谷が全てをやったと説明し、昭恵を守りつつ谷に責任をすべて押し付けたのです)

(私は菅のこの記者会見を見た時、『誠実に仕えてきた者を、いざとなったら簡単に
 切り捨てる態度』に深く腹が立ちました。

 自分たちの身内に等しい者でもこうまであっさり切り捨てるのだから、一般国民を
 切り捨てるような政策を連発するのは当然だな、と思いましたよ。)

しかしファックスには、「本件は昭恵夫人にも報告させていただいております」と記載されている。

(以下はリテラ2017年3月31日の記事から抜粋)

安倍昭恵に付いていた官邸職員の谷査恵子は、昭恵の代理で公務として、籠池からの口利き要請に応じていた。

谷に関して昨日(3月30日)の国会で、新たな事実が判明した。

谷から籠池に手紙が送られていたこと、官邸の公用封筒が用いられて「内閣総理大臣 夫人付 谷査恵子」との差出人で送られたこと、が明らかにされた。

すでに谷から籠池へのファックス文書は確認されているが、他にも公的なやり取りがあった事になる。

ファックス文書では、森友学園が借りた国有地で見つかったゴミの撤去費について、
「一般には(撤去)工事終了時に清算払いが基本であるが、予算措置がつき次第、国は支払う。平27年度予算では措置できなかったので、28年度で行う方向で調整中」と書かれている。

要するに、撤去費の支払いが前倒しになるようにしたのである。

この口利きが利益供与になったのは紛れもない事実だ。

3月28日の国会では、籠池理事長が2015年10月26日付けで安倍昭恵に送ったという手紙が紹介された。

その中には、「(国有地の)定期借地契約を50年契約にした上で、早く買い取ることができないか」「(土地の)賃料が高いので半額程度にしてくれないか」との要望がある。

この要望は、国有地の格安売却と賃料の大幅値下げで実現されている。

菅・官房長官は、ファックス文書について、「谷氏の判断で(勝手に)やったこと」と言い、昭恵の関与を否定している。

だが昭恵と谷は、国会議員と秘書のような関係で、昭恵を意向を受けて谷が財務省に照会したとしか考えられない。

昭恵が講演や挨拶をする時の決まり文句は、「夫に伝えます」「夫に伝え話します」だ。

昭恵は「陳情窓口」といえる。


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