サッカーなでしこジャパンの常連である川村優理・選手。
彼女がしばらく前に、アメリカ・リーグに移籍しました。
私は以前から彼女の才能を高く評価していて、2016年3月の日記では海外リーグに挑戦する事を促しました。
あれから1年、彼女が忠告をいれてくれた事を嬉しく思います。
彼女の移籍は3月末に決まったのですが、私が知ったのは10日ほど前でした。
ベダルタ仙台にまだ居ると思っていたところ、試合のダイジェストを見たら彼女の姿がない。
で、怪我でもしたのかとネットで検索かけたら、すでに日本に居ないと知りました。
海外に出たのも驚いたけど、その前にベガルタを出て古巣のアルビレックス新潟に移っていたのにもびっくりしました。
シーズン前に新潟に移籍し、そのまま試合に出る事なくアメリカ・リーグに移籍という、慌ただしい展開です。
ベガルタ仙台が海外挑戦を認めないから、新潟を経由して行ったのかなあ。
最近は安倍晋三・首相の汚職ばかりを追っていたから、サッカーの情報はあまり入手してなかったです。
優理さんから、「尚立くん、駄目じゃない。情報入手が遅すぎ!」と怒られそうだ…。
面目ない…。
1年くらい前から、なでしこリーグやなでしこ選手をテレビ・メディアが取り上げる機会が減っています。
A代表が不振なのもあると思うが、どうも日本女子サッカー界に元気がありません。
アイナックTVというINAC神戸の宣伝番組も終了してしまった。
あと、サッカー界って(バレーボール界もそうなのですが)、DAZN(ダゾーン)という外資の会社に放映権を売ったじゃないですか。
あれ以来、応援する意欲が激しく減退してるんですよね。
「カネさえもらえれば、それまでの縁や人脈を切り捨てる事を躊躇いません。カネなんです、全ては!」という態度に、幻滅してしまった。
もちろん、DAZNと有料の視聴契約する気は全くありません。
DAZNからはカネの臭いしかしないし、そこと結びつくJリーグには怒り心頭で、はっきり言って「Jリーグ死ね」という気分です。
バレーボール界は現状はアマチュアで、企業支配から脱してプロ化しようとの方向性だし、放映権で安定した収入源を模索するのは理解できるので、そこまで怒ってないです。
でもDAZNと契約して、試合放送がDAZNに集中してきたせいで、女子バレーボールの活気がみるみる落ちています。
試合会場の席に、以前よりも空きが目立つ。
放映権と企業のサポートでやりくりしようとする協会の意図が伝わってくるし、私みたいな一般のファンが蚊帳の外に置かれている感じがするんだよなあ。
「一定量のカネを落とさないファンは、去って構わない」と言われている気がしちゃうのです。
東京オリンピックの利権争奪と政治利用にうんざりし、スポーツ自体への熱が冷めています。
そこにDAZNの追い打ち。モチベーション落ちるよ、そりゃ。
モチベが落ちてる所に、なでしこリーグのBS等での放送量が下がってきてるから、リーグ情報を得る意欲も機会もなかったのです。
で、本来ならすぐに知るはずの川村さんの海外移籍も、情報入手が遅れてしまいました。
話を川村さんに戻しますが、彼女が移籍したチームはノースカロライナ・カレッジです。
アメリカの1部プロ・リーグに所属するチームで、創設年が2017年(今年じゃないか!)。
買収されてチーム名が今年に変わったみたいです。
だからチームの内情は未知数の状態ですね。
川村さんはフィジカル面でも技術面でもばっちり通用すると思うけど、問題は言葉です。
「言葉は向こうに行ってから学ぶ」とコメントしてるから、英語の力は現状ではあまり持ってないようです。
正直、言葉の問題で活躍できない選手もいるから。
コミュニケーション部分さえ克服すれば、怪我さえしなければ活躍できると確信してます。
試合が放送されれば見たいんだけど。
チャンピオンズリーグの試合すら女子だと放送しないからね…。
彼女の成長した姿を見れるのは、なでしこジャパンの試合になりそうだなあ。