(『これならわかるベトナムの歴史』から抜粋)
1953年に、ベトナム民主共和国(北ベトナム)では、フランス人、フランスに協力したベトナム人、悪辣な地主、の土地は没収されて、商工業者の土地は買い上げられた。
中国を真似て、社会主義の政策をしたのである。
54年になると、北ベトナムは強力な土地改革を実施し、悪辣な地主やフランスに協力していた人々など80万人が南ベトナムに移動した。
その後、北ベトナムは「合作社」という組織を作って、農業の集団化が進められた。
わずかな自留地以外は、すべて合作社の共有となった。
(2014.3.27.)