(『これならわかるベトナムの歴史』から抜粋)
フランス本国が連合軍によって解放されると、日本はインドシナでの支配を固めるために、1945年3月にベトナムでクーデターを起こした。
そして、かつてのグエン朝の子孫であるバオダイ(保大)に、ベトナムの独立を宣言させた。
インドシナ総督の職は、日本軍司令官が継ぎ、総督府の重要なポストにも日本人を就けた。
日本軍は、ラオスやカンボジアでも独立を宣言させて、実権を握った。
(2014.3.21.)
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