(『フセインの挑戦』小山茂樹著から抜粋)
クウェートは、ジャービル1世(在位1814~59)の時に、オスマン・トルコ帝国の宗主権を認めた。
1871年になると、当時の首長であるアブドッラー2世(在位1866~92)は、トルコのバスラ総督の支配下に入り、「カーイム・マカーム」の称号をうけて貢租を納めることを認めた。
カーイム・マカームは副知事のような地位で、この就任が1961年のクウェート独立時にイラクから因縁をつけられる種となる。
(2014年8月19日に作成)
クウェート史 目次に戻る