（『週刊文春2024年7月18日号』から抜粋）
2024年6月27日にCNNで大統領選に向けて、ジョー・バイデン（民主党候補）とドナルド・トランプ（共和党候補）のテレビ討論が行われた。
この討論では、82歳のバイデンのおかしな発言が目立った。
経済問題でバイデンは、「トランプ政権末期の失業率は15%だった。でも私は1.5万人の雇用を創出した。」と述べた。
本当は1500万人だが、言い間違えた。
医療については、「ついにメディケアを打ち負かしました」と述べたが、実際はすべての国民をメディケアに加入させたのを言い間違えた。
討論後のファクト・チェックで、トランプは30もの嘘をついたと分かった。
この討論後、民主党はバイデンではダメだ（勝てない）と考え、他の候補者を探し始めたという。
大統領候補を指名する民主党大会まで2ヵ月を切っているというのにだ。
（2024年11月29日に作成）