(以下は『北朝鮮の真実』重村智計著から抜粋)
北朝鮮のGDPは、正確には分からない。
韓国銀行の推計値によると、1.6兆円とされる。
だが、これは信用できない。
どんなに多く計算しても、数百億円程度にしかならない。
2011年の国家予算は、56.7億ウォンである。
48億円にしかならない。
北朝鮮の外貨収入源は、①金剛山の観光 ②開城工業団地 ③兵器の輸出 ④違法ビジネス ⑤海外への労働力の輸出 である。
最近は、外貨収入の大半が軍に回されているという。
兵器輸出は、国連の報告では、年間1億ドルの収入になっているという。
偽ドルや麻薬の収入は、年間5億ドルという。
経費を引いた実収は2.5億ドルとされる。
(以下は『時事通信』 2013年7月11日の記事から抜粋)
韓国の経済研究院は、北朝鮮の2012年の経済推計を発表した。
それによると北朝鮮の1人当たりの名目GDPは783ドル。
これは韓国の30分の1である。
北朝鮮は1987年に、過去最高となる986ドルを記録した。
その後は低迷したが、2000年代に入ってからは回復基調にある。
2010年は688ドル、2011年は720ドルだった。