北朝鮮は石油が無いので、戦争は出来ない

(『北朝鮮の真実』重村智計著から抜粋)

日本ではよく、「朝鮮半島の有事」という言葉が使われる。

しかし、「有事」はあり得ない。

なぜなら、『戦争の継続能力がない』からである。

北朝鮮は、軍事挑発はしても、戦争は行えない。

北朝鮮には、100万人の軍隊と20万人の特殊部隊がいるという。

しかし、戦争に必要な「石油」が無いのだ。

北朝鮮では、石油が取れず、全量を輸入している。

年間の輸入量は70万トンほどで、アジアでは最も少ない。

中国は毎年50万トンを売っていて、パイプラインで送っている。

中朝関係が悪化すると、装置の故障を理由に、送油が止められる。


世界情勢の勉強 北朝鮮 目次に戻る