金正恩とは、その家族の謎

(以下は『毎日新聞 2012年12月15日』から抜粋)

北朝鮮の指導者となった金正恩は、父親は金正日、母親は高英姫である。

高英姫は、大阪市で生まれた在日朝鮮人だったが、北朝鮮に帰国した。

金正恩には、兄と妹がいると言われ、以前は「三男」と紹介されていた。

異母兄の金正男を含めると、三男になる。

だが正男を数に入れず、正思を「次男」と紹介するようになってきた。

金正恩は、誕生日は1月8日と確認されたが、生年は1984年説と83年説がある。

正恩は、生いたちも不明で、毎日新聞の取材で1996年夏から2001年1月までは、スイスのベルンで通学していたと判明した。

2009年に入手した「教養資料」によると、 正民は金日成軍事総合大学で学び、2006年12月24日に卒業証書をもらった。

今年になって、李雪主が妻だと公表された。

子供がいるかは発表されていない。

金正恩は、公式発表されるまでは、金正雲や金正銀という表記もされていた。

母の高英姫の名前も、高容姫だという情報も出ている。

(以下は『週刊文春 2023年12月7日号』から抜粋)

キム・ジュエと呼ばれる推定年齢10歳の少女は、金正恩の長女と見られている。

ジュエは2022年11月18日に初めて公式の場に現われた。

それから17回登場したが、16回は軍関連の行事に現れている。

北朝鮮メディアはジュエ氏を「尊敬するお子様」と呼ぶが、これまで名前に修飾語が付いたのは、最高指導者とその後継者しかいない。


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