(『北朝鮮の真実』重村智計著から抜粋)
金敬姫は、金正日の実妹で、正日とアポなしで会えた唯一の人物である。
彼女は、長年フランスのパリで暮らしていた。
アルコール依存症とガンの治療のためという。
張成沢は、金敬姫の夫で、現在は最高実力者と言われている。
成沢は、大学時代に敬姫に見初められて、駆け落ちまでして結婚を金日成に認めさせたという。
しかし結婚後は、成沢の浮気が絶えず、別居状態になった。
それでも、正日は成沢を側近にしていた。
ところが、2004年に「分派活動」を問われて、張成沢は失脚した。
これは、実力者の李済剛による策略であった。
成沢は06年に奇跡的な復活をすると、金正恩(張賢?)の最大の後ろ盾になり、実力者となった。
2010年には、張成沢は国防委員会の副委員長になっている。
重病の金正日の代行という形で、政権を掌握したと見られた。
(正日は国防委員会の委員長だったが、この頃には重病で公務ができない状態になっていた)
(2013年8月20日に作成)