(以下は『北朝鮮の真実』重村智計著から抜粋)
朝鮮人民軍は、1932年4月25日に創設されたとされている。
この日は、金日成によって「抗日義勇軍」が設立された日ともされている。
朝鮮人民軍の総兵員は110万人とされ、兵役の年限は10年である。
陸海空の3軍の他に、工作機関として偵察総局やミサイル指導部がある。
2011年の国防予算は、公式発表では7.5億円である。
予算が少ないので、兵器輸出や違法ビジネスで稼いでいた。
しかし最近は経済封鎖を受けて、収入が激減している。
人民武力省は、国防省のことで、これは国防委員会の直轄になっている。
人民武力相はお飾りの存在で、軍の実権は握っていない。
人民軍の実権は、総参謀長、総政治局長、偵察総局長、などが握っているという。
人民軍の総政治局は、人民軍の中でも最も恐れられている組織だ。
形式上は人民武力省に所属しているが、実際は国防委員会の指揮下にある。
この局の幹部は、3人も国防委員に就任しており、絶大な権限を持つ。
この局は、「軍の宣伝」「思想教育」「軍人の監視」を行っている。
(以上は2013年8月22日に作成)
(以下は『東京新聞2015年7月12日』から抜粋)
朝鮮中央通信は7月11日に、国防相にあたる人民武力部長に「朴映式が就任している」と報じた。
韓国の国家情報院は5月の時点で、「人民武力部長の玄永哲が4月末ごろに粛清された」と報告していた。
朴映式は1999年に朝鮮人民軍の少将となり、今年6月末に大将になったと見られていた。