最近の強硬姿勢の真意

(毎日新聞2013年4月10日の記事から)

北朝鮮はこのところ、新たな核実験やミサイル発射をちらつかせている。

その真意はどこにあるのか。

中国の政府関係者は、こう言う。

「北朝鮮が本気で戦争を考えているなら、新任の首相は経済専門家の朴奉珠ではなく、軍部から選ばれたはずだ。北朝鮮が重視しているのは経済再建だ。」

朴奉珠は元首相で、6年前に経済改革を唱えて、更迭されていた。
それが、今月1日に再任となった。

今年の7月27日は、『朝鮮戦争の休戦協定の締結60周年』の節目である。

北朝鮮は、休戦協定を平和協定に転換する、絶好のタイミングと位置づけている。

北朝鮮の指導部に近い人物は、こう言う。

「米国が対話に乗り出す構えを少しでも見せるなら、強硬姿勢は即座に引っ込めるだろう」

○村本のコメント

北朝鮮の態度には、幼稚さがあります。

でも、それを受け入れて赦した上で、アメリカは平和協定を結ぶのが良いと思います。

日本は、平和協定を結ぶように進言していく事が、自分の幸福にもつながると思います。


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