(『サウジアラビアを知るための65章』から抜粋)
国家が強い権力を持っており、国家の活動は石油収入の分配が主なため、サウジアラビアの公務員は極めて「お役所的な仕事っぷり」になっている。
大半の公務員の実働時間は、午前中の2~3時間だけである。
正午の礼拝が終わると、子供の迎えに学校に向かい、そのまま帰宅する。
サウジ人の好む職業の1位が公務員なのもうなずける。
多くの公務員は副業を持っており、公務員としての意識は低い。
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