アメリカのブッシュ・ジュニア政権は、
ABM制限条約を破棄する(2002年)

(『そうだったのか!現代史2』池上彰著から抜粋)

アメリカのブッシュ・ジュニア政権は、弾道ミサイルを撃ち落とすシステムの開発を進めることにした。

そして、『ABM制限条約』の破棄をロシアに通告し、条約は2002年6月に失効した。

ロシアや中国は、「アメリカがどんなミサイルも撃ち落とせるようになれば、報復を恐れなくなり、先制攻撃をする可能性が高くなる」と警戒した。

(2014.5.1.)


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