(『新婦人しんぶん2014年7月3日号』から抜粋)
今、核兵器廃絶の新たな勢いが生まれている。
国連では、核兵器禁止条約を求める決議が3分の2を超え、9月26日を『国際核兵器廃絶デー』とする事が決まった。
「核兵器の人道上の影響に関する国際会議」も、定期的に開催されている。
第3回NPT準備委員会では、核兵器の廃絶の約束を果たさない核保有国への批判が相次いだ。
この会議では、日本原水協の代表団は核兵器廃絶を求める署名目録を、アンゲラ・ケイン国連軍縮担当上級代表に提出した。
ケイン氏は、「署名を持って大挙して来て、NPT再検討会議に影響を与えてほしい」と期待を述べた。
NPT再検討会議は、2015年に開かれる。
署名を集めて、代表団を送ろう。
○村本尚立のコメント
国連に軍縮担当の代表がいるというのは、初めて知りました。
こういう人物・機関を、日本のメディアはもっと取り上げてほしいです。
(2014.7.18.)