(『東京新聞2023年3月6日』から抜粋)
同性婚を認める国は、急速に増えている。
背景には2011年の国連決議がある。
同性婚は、2001年にオランダが世界で初めて法的に認めた。
昨年10月の時点で、33の国・地域が導入している。
さらにイタリアなど10ヵ国は、同性婚は認めていないが、結婚に準じる「パートナーシップ制度」を設けた。
上記の国連決議とは、2011年6月に性的指向や性同一性を理由とする暴力や差別に懸念を表明したもので、日本も賛成した。
日本でも最近の世論調査では、同性婚に賛成が50%を超えている。
朝日新聞の調査では、2015年には賛成は41%だったが、2023年2月には72%となった。
(2024年5月9日に作成)