(『クリーン発電がよくわかる本』から)
燃料電池車とは、燃料電池を搭載して、そこで発電された電気で走る自動車です。
燃料は、水素以外にも、天然ガス、メタノール、ガソリンが考えられています。
燃料電池車は、バッテリー電気自動車のように充電する必要がありません。
ここが大きな長所です。
ガソリン車は、燃料から出るエネルギーの10~20%しか活用できません。
一方、燃料電池車は40%以上を活用できます。
停車中のアイドリングもありません。
先進国のCO2排出の3割は自動車によるもので、燃料電池車にすれば排出量を減らせます。
(2012年9月20日に作成)