日本の大企業の再生エネ事業

(以下は『毎日新聞2013年2月4日』から抜粋)

三菱重工業は、7000kW(7MW)級の大型の洋上風力発電の開発に乗り出した。

2015年の販売を目指している。

三菱重工は、洋上風力発電の国際市場に、日本企業として初の参入を目指す。

同社は、風車と発電機をつなぐ部分に、世界初の油圧式制御装置を採用した。
デジタル制御によって、安定した回転数の切り替えが可能という。

従来の増速機や電力変換装置が不要になり、修理が減る。

洋上風力発電は、2020年代には現在の10倍まで発電総量が伸びるとの予想もある。

○村本のコメント

すばらしいチャレンジです。上手く行くと思いますよ。

三菱重工は日本の原発3大メーカーの一つです。
もう原発はやめて、こういう技術に転換しましょう。

原発から撤退して、風力発電にそのエネルギーを注入したら、世界一の風力発電メーカーになれると思います。
日本のメーカーは、エネルギーを一点に注がないから上手くいかないんですよ。

「最近、風力発電がブームだから、その流れに乗ってみよう」みたいな安易な気持ちだと、失敗するでしょう。

(以下は『東京新聞2023年2月8日』から抜粋)

豊田通商は、再生可能エネルギーによる発電容量を、2024年度までに国内外で500万キロワットすると発表した。

さらに2029年度までに、1000万キロワットにするという。

同社は、洋上風力発電にも2028年度から取り組むという。

同社の現在の発電容量は、国内外で361万キロワット、そのうち風力発電が297万キロワットである。

2022年8月に、風力発電の国内最大手である、ユーラスエナジー・ホールディングスを完全子会社化した。

同社は、アジアとアフリカに注力し、太陽光、水力、地熱の発電にも取り組む。


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