(以下は『毎日新聞2012年9月5日』から抜粋)
電気自動車向けの充電サービスをする会社「ジャパン・チャージ・ネットワーク」は、「急速充電器を、コンビニやガソリンスタンドなど50ヵ所に開設する」と発表した。
2020年までに、4000ヵ所に増やす計画である。
コンビニなどの店を活用する充電サービスは初めてだという。
1回の充電料金は282円~600円だ。
○村本のコメント
私はしばらく前に、電気自動車の本を何冊か読みました。
電気自動車の可能性は、まじに凄いです。
メーカーの努力で、「走行距離」や「寒冷地でのメンテナンス」は、ほぼ解消されています。
私が思うに、普及できるかどうかは「充電施設が街中にたくさんあるかどうか」の一点だけの所まで来ました。
コンビニやファミレスに充電施設が出来れば、買い物や食事のついでに充電できます。
「電気自動車は高い」というイメージが、まだあるようですが、ガソリン代に比べてかなり電気代は安上がりなので、長いスパンで見ると高くないと思います。
LED照明と同じ理屈です。
(以下は『2013年11月13日の毎日新聞』から抜粋)
トヨタ、ホンダ、日産、三菱自の4社は、電気自動車の普及を進めるために、「コンビニなどが急速充電器を設置する際に、最大190万円の補助をする」と発表した。
この補助を活用した場合、設置者の自己負担はほぼゼロになる。
4社は、全国の急速充電器を、現在の1900基から4000基に増やそうとしている。
普通充電器も、現在の3500基から、8000基にしたい考え。
充電器の保守費も4社が負担する。
補助にはいくつか条件があり、2014年2月末まで募集する。
○ 村本のコメント
電気自動車は、技術的にはかなり充実してきているので、『あとは充電ステーションを全国に設置するのみ』です。
多くの人は、「電気自動車の普及は、まだ先だろう」と考えているようですが、私は「もう機は熟している」と思います。
織田信長のような革新者の生涯を勉強すると、周りから「まだ時期が来ていない」と言われても、それに流されずに実行する勇気が大切なのだなと感じます。
考えてみると本田宗一郎も、そういう態度で「世界のホンダ」にしたんですよねー。
今のところ、日産がいちばん電気自動車に力を入れているようです。
私は、「いつかその努力が報われる時が来る」と、じっと観察しております。