(以下は『地図で読む日本の再生可能エネルギー』から抜粋)
日本には、再生可能エネルギーを使ってエネルギー自給率100%を達成している市町村が存在します。
エネルギーの観点から見れば、この市町村たちは「日本の先進地帯」です。
(以下は『東京新聞2017年6月25日』から抜粋)
2015年度に再生エネで自給率が100%以上となったのは、71市町村にまで増えた。
自給率の1位は、地熱発電をしている大分県九重町で、135%を達成した。
100%以上の市町村は、2000年代は40台だったが、2012年に「固定価格買い取り制度」が始まると、15年には前年比で9も増えた。
2015年度は、自給率が10%を超える県が25に達し、初めて半数を超えた。
1位は大分県の32.2%、2位は鹿児島県の24.9%、3位は秋田県の22.5%である。
だが都市部は低調で、東京都は0.6%、大阪府は1.7%にとどまっている。
ドイツでは、自給率100%の都市が91に上っている。
○村本尚立のコメント
私の住む神奈川県では、「足柄上郡山北町」のみが自給率100%を達成し、この先進地帯に入っています。
私は知らないのですが、山北町には水力発電所でもあるのでしょうか。
同町は山が多く、名水が出るエリアでもあります。