(『地図で読む日本の再生可能エネルギー』から抜粋)
日本の太陽光発電のポテンシャルは、日本全体で3億KWもあります。
全国で見ると、1位は東京都で2135万KW、2位は北海道、3位は大阪府です。
東京などの都市部は、住宅が多いので、住宅用の太陽光発電のポテンシャルが高いのです。
東京都は2012年から、事業者と都民をつなぐ「屋根貸しビジネスのマッチング事業」を始めています。
2013年からは、都民に安全で使いやすいプランを提供する「屋根ぢからソーラープロジェクト」も始めています。
非住宅用のポテンシャルでは、鹿児島県が1位です。
同県には、耕作放棄地が全国1位の4133ヘクタールもあり、これが評価を押し上げています。
国は、耕作放棄地でメガソーラーを認めていく方針を打ち出しています。
2位の北海道は、土地の面積が大きいのが理由です。
3位の岡山県では、瀬戸内市に500ヘクタールの錦海塩田跡地があり、そこではすでにメガソーラー計画が進んでいます。
その計画では、日本最大の230MWの発電になる予定です。