(『地図で読む日本の再生可能エネルギー』から)
再生可能エネルギーを普及させれば、大きな経済効果があります。
このまま普及していけば、2020年時点での経済効果は、北海道では年間2000億円、東京や神奈川でも1000億円です。
最も経済効果が少ないと見られる佐賀県でさえ、年間150億円がのぞめます。
雇用にも大きく影響して、2020年までに、長野県では3万人の新規雇用が生まれます。
全国での新規雇用は、建設業で22万人、林業では3万人となり、全体では44万人にものぼります。
2010年の「電気(原発を含む)・ガス・水道」の就業者数は、30万人です。
これを考えれば、雇用と経済を衰退させずに、再生可能エネルギーに移行できるはずです。
2010年の林業の就業者は、6.8万人です。
再生可能エネルギーの普及で、林業就業者は1.5倍になる計算です。