太陽についての解説
太陽さん、あんた凄いよ

(『図解入門 太陽光発電の基本と仕組み』から抜粋)

太陽は、この太陽系の質量の99%以上を占める、巨大な星です。

現在の年齢は46億歳といわれ、壮年期にあります。

太陽は、「72%が水素、25.6%がヘリウム」で出来ており、内部では水素原子が衝突する『原子の核融合』が起きている。

一番内部にある半径10万kmの「中心核」には、高密度の水素があり、水素の原子核が結合してヘリウムが作られる「核融合」が起きています。

核融合によってガンマ線のエネルギーが放出され、数万~数十万年を経てエネルギーは太陽の外に放出されます。

太陽では、毎秒ごとに6億トンの水素がヘリウムに変換されている。

この変換によるエネルギーは、毎秒ごとに広島型原爆の6兆倍にもなります。

太陽から放出されるエネルギーのうち、地球が受け取るのは22億分の1です。

これは計算すると、毎秒ごとに石油400万トンのエネルギーが来ている事になります。

地球に来たエネルギーのうち、30%は宇宙へと反射され、地上で50%が吸収され、大気で20%が吸収されます。

月には地球と同じ位の太陽エネルギーが届きますが、月の温度は-120度~+120度と幅が広い。
これは、大気が無いからです。

太陽エネルギーは一定ではなく、11年周期で変動します。
変動幅は、0.1%ほど。

太陽は自転しており、25日ほどで1周します。


『新時代エネルギー』 目次に戻る

サイトのトップページへ行く