現在、衆議院選挙が近づいてきて、各党の政策が(マニフェストが)発表されてきています。
そんな中、維新の会と太陽の党が、政策がまるで違うのに合体したりと、訳の分からない合体が出てきています。
各党は、生き残るために必死になっています。
色々と動きはありますが、脱原発・反消費増税・反TPPの党は、なかなか結束できていません。
脱原発を強く求めている私は、大変に歯がゆい思いをしています。
色んな党が乱立していますが(何と15党もあります!)、実は一番政策が近いのは、『共産党』と『社民党』なんですよ。
この二党は、もう長い事、言っている事や政策に違いがありません。
「政策に違いが無いのだから、もう思い切って一緒になっちゃいましょうよ!」というのが、今回の提案です。
私は、両党の言っている事に結構共感をしていまして、小泉政権時代には、社民党に票を入れた事もあります。
この二党は、「政策に現実味が無い」「何にでも反対をしているだけ」などと批判され、あまり支持を集めていません。
ですが、私は一貫して同じ主張を続けている両党に、一目を置いています。
「言っているのは間違っていないのに、何で衰退していっているのだろう?」と思いながら、両党を10年くらい見つめてきました。
詰るところ、『政策は結構良いのに(共感している人が結構居るのに)、古臭く閉鎖的なイメージがあるために、支持を得ない』という事のようです。
今回の衆院選では、両党と似通った政策を打ち出している党が、沢山います。(国民の生活が第一、新党・大地など)
だから、このまま行くと、ほとんど議席を取れないでしょう。
共産党も社民党も長い歴史があり、しがらみやら面子やらがあるのはよく理解しています。
でも、このまま衰退して消えていくのなら、合体して新鮮な風を入れて、生まれ変わったほうがいいですよ。
私は、共産主義や社会主義について、すべて悪だとか、すべて古いとは思いません。
その理念にはすばらしい面があると思っています。
いつも応援するというような信奉者ではありませんが、一定数の支持があっていい理念だと思っています。
脱原発・反消費増税・反TPPを支持している人は、国民の半数くらい居ます。
(脱原発は、世論調査で最低でも75%くらいは支持しています)
それなのに、それを打ち出している党が国民から支持されていないのは、力を結集していないからです。
この状況では国民の民意が反映されず、国民の意思と違う選挙結果になりかねません。
この閉塞状況を打破するためには、共産党と社民党の合体が有効だと、私は考えます。
ぜひ合体をして、国民の生活が第一、新党・大地あたりと、連携・提携をしましょう。
共産党と小沢一郎さんは、昔は水と油でしたが、今は同じ政策を基本にしているのだから、仲間になれますよ。
幕末の薩摩と長州も、最初は犬猿の仲でしたが、一緒になったじゃないですか。
維新の会と太陽の党の合体は、政策の一致しない者同士が私欲のために集まった「野合」ですが、共産・社民・生活・大地は重要政策が一致しているのだから、結集すれば国民の理解を得られると思います。
最近の政界再編をネガティブに捉えている人もいますが、私はそれぞれの政治家が自分をしっかりと打ち出すのは、素晴らしい事だと感じています。
もっともっと再編をして、新鮮な雰囲気が政治に満ちれば、どの政党が中心になっても、上手くいくと考えています。
共産党と社民党さん、思い切って新しい道に踏み出しましょうよ!