神
あなた方の全員が、神性の智恵を持っている。
しかし多くの人間は、神性を表現する事を、死ぬほど怖がっている。
神との対話や、神と友情を結ぶこと、神と1つになる事に、罪悪感を抱く。
私の見るところ、その恐怖と罪悪感が、人類の最大の敵だね。
あなた方は、死を恐れるあまり、生をも恐れている。
だから、死を恐れない者に自分の生を差し出してしまう。
つまり、テロリストや最大の軍事力を持つ国家に、屈服してしまう。
このままではいけない。
恐怖を指導原理にするのではなく、愛を指導原理にしなくてはいけない。
ニール
でも、どうすれば愛を信じ、死を恐れなくなるのですか?
神
この対話で、新しいツールをあげただろう。
愛へ向かうステップを示してあげた。
新しき啓示は、全人類に画期的な意義をもつ声明だよ。
さあ、最後の啓示を明かしてあげよう。
これが、『第9の新しき啓示』だ。
『あなた方が死ぬ事はありえず、地獄に落ちる事もない』
ニール
それが本当なら、すべてが変わるでしょうに!
神
これは真実だ。
そして、あなた方がこれを自分の真実として生きようと決めた時に、すべてが変わるだろう。
世界の大半の宗教は、この真実の前半を教えているが、その後に「永遠の地獄に落ちることもある」と続けて、悪夢に変えてしまう。
そして、地上に地獄を創り出している。
一部の宗教は、「正しい理由で人を殺せば、天国に行ける」と教えてきたし、「神を正しいやり方で信じなければ、まっすぐに地獄に落ちる」と教えてきた。
ニール
これに首をかしげないなら、何にかしげるか、ってところですね。
神
これらの教えは、まったく不正確だ。
以前にも指摘したとおり、報酬と懲罰の社会的しきたりは、神性とは何の関係もない。
このしきたりは、人間が考え出した仕組みで、神の意向ではない。
報酬と懲罰は、『適応性という生命/人生の原理』を表現しようという、あなた方の試みだ。
(これについては、詳しくはこちらを見て下さい)
『第9の新しき啓示』を理解すれば、あなた方の不安は無くなる。
あなた方は完全に変わり、新しい人間になるだろう。
そして、新しい社会を生み出すだろう。
その時に、「自分たちは暴力の悪循環にとらわれていた」と気づく。
(『新しき啓示』から抜粋)