去る2月13日に、私のYouTubeチャンネルに、「雪の華」をさらに改良したものを発表しました。
今回は、声量やマイクとの距離を変えて歌い直し、さらにギター1本とフルートを追加してアレンジを豪華にしました。
ミキシングも見直すこともして、各楽器の置く位置を変えて聴きやすくするなどし、過去最高の音質に仕上がりました。
アレンジは満足できるもので、「これ以上いじらなくて良いな」と思える所まで完成してます。
肝心の歌は、私の歌唱にまだまだ未熟さがあります。
でも、他の楽器パートは質の高い所まで来たと思います。
初めてですね、YouTubeにアップした音楽で、自分で「納得できる音質だ」と頷けたのは。
この動画になります。ぜひ聴いてみて下さい。
YouTubeに音楽を発表し始めてから、もう1年4ヵ月くらい経ちます。
本当は、最初からこれ位の音質で発表したかったです。
DTMの技術が進化していると聞いていたので、始めた時には凄く期待していたのですが、素人がパッと音楽作って高音質にするのは、まだ無理みたいです。
これから5年、10年経てば、変わるかもしれません。
色んな楽器を使ったアレンジには、徐々に慣れてきました。
この「雪の華」の私のアレンジは、かなり満足してます。
色んな楽器を使えたし、それはちゃんと溶けあっている感じがあり、自然な感じなので上手くいきました。
あとは歌のクオリティですが、いま歌の勉強を始めたので、今年の年末あたりにまた歌い直してみようと思います。
DTMの知識が増えてきたし、DAWのスタジオワンを使うコツもつかんできたので、DTMの初心者からは脱却できたと感じてます。
やってみて思うのは、「音作りは好みの世界なので、セオリーがあまり通用しないところがある」という事です。
YouTubeを見ると、「こうやってDTMでは音楽を作れ」みたいなノウハウ動画がたくさんあるのですが、自分には合わない音作りの手法も沢山あります。
私の場合、エフェクト類は出来るだけ抑えたほうが好きだし、エフェクトのソフトを買いすすめて音作りをするという手法は合わないと分かりました。
あとは、16bit、24bit、32bit、64bitとか、48khz、96khzとか、音質の基準があるのですが、高い数値のほうがやはり音が良いですね。
「16bit(CDの規格)で人間の耳には十分だ、それ以上はオーバー・スペックで必要ない」と言う人もいますが、聴き比べてみて、24bitのほうが音が良いし、さらに32bitのほうが音が良いです。
64bitの音は、私の使うスタジオワンのアーティスト版だと対応してないので、まだ聴けてません。
たぶんこのほうが音が良いでしょう。
スタジオワンのライバルであるCubaseだと、一番下のグレードでも64bitに対応しているんですよ。
スタジオワンだと、最高グレードのプロフェッショナルしか、64bitに対応していません。
正直、スタジオワンも早く64bitに対応したほうがいいですね。
ただし、今回の雪の華は高音質で発表できましたが、データ量が250MBほどになり、かなり大きいサイズです。
私が初期にアップした音楽は、6MBとかだったので、すごく量が上がってます。
だから音質にこだわらない人は、16bitや24bitのほうが良いかもしれません。
自分の耳の感性で言うと、今回の雪の華の音質が、音楽を安心して聴く最低限のレベルだと思います。
昔のレコードやカセットテープの音は、この位の音質が基本だったと思うんです。
デジタルで音楽をきちんと表現するには、24bitで96khzが最低ラインだと思いますね。
それ以下だったCDやMDの規格は、音楽を伝えるメディアとして失格だったのだと、改めて思いました。
さて、次の発表曲なのですが、すでに作り始めてます。
インストもので、中国風のメロディの自作曲です。
余裕があったら、私のYouTubeチャンネルに告知のラジオ風動画を出したいですが、どうなるか分かりません。
ジャズ曲のイメージを頭に描いてましたが、作り始めたらポップス的になり、私のギターも難しい事をしないで爽やかにシンプルに弾いたほうがいいかもとか思い始めました。
なので、どのような形に仕上がるかは、まだ未知数です。
地道に創作を続けているので、応援をお願いします。
それでは、また。